組織における役割が明確

第353号

今日が高校野球の決勝とは。
そうかぁ、終わったのかぁ。
早いですねぇ。

どこかの学校を応援しているという
わけではないのですが、毎年なんとなく
気になるのが高校野球です。

今年は、東邦の勝利で幕を閉じました。

残念ながら準優勝に終わった習志野は
新聞記事によると、ふたり主将制(ダブルキャプテン制)
だったそうです。

ダブルキャプテン制になったのは昨年の秋。
3番を打つ根本選手はチャンスに打席が
回ってくることが多いのですが、
キャプテンとしての気負いが空回りして、
フォームをくずし成績不振に陥っていました。

そこで小林監督は竹縄選手にキャプテンを
命じたのです。

でもそれは、キャプテン交代ではなく、
ふたり主将制(ダブルキャプテン制)
というものでした。

キャプテンを引き受けた竹縄選手は

「根本の負担を和らげれば、チームはもっと良くなると思った」

ことが引き受けた理由だと言います。

2人は小林監督からふたり主将制を告げられた後、
すぐにチーム運営について話し合い、

「お互いに足りない部分がある。補い合ってチームを支えていこう」

と誓い合いました。

メンバー表には竹縄選手が「主将」と表記され、
試合前の先攻後攻を決めるじゃんけんも担当します。

でも、グランドでは二人揃って声を出し、
皆を鼓舞しています。

不振にあえいでいた根本選手も

「竹縄がいることで県大会より試合に集中できるようになった」

と言い、復調しました。

そして甲子園では逆転で決勝まで勝ち上がりました。

決勝で敗れた後はすぐに二人異口同音に

「2人で話し合い、夏を目指す」

と言ったといいます。

 

評価制度では、たびたび誰が上司か、
ということで頭を悩まします。

たとえば製造業。

一人で複数の仕事をしているので、
上司の役割が実質2人、ということも
よくあります。

 

サービス業では、
新店オープンで若い店長を盛りたてるため、
NO.2にベテランをあてて、部下の指導も
店長が休日の時は変わって指導している
ということがあります。

 

評価では上司が2人というのは
基本的にあり得なとしており、
部下からすると、誰が自分の評価を
しているのか、不明というのは好ましくない

どちらが上司かを、決めることになります。

 

組織運営としてみれば、
指示を出すものが複数いても
それぞれの役割が違うのであれば、
あり得ることです。

「根本は『天然』、竹縄は『冷静』」と
小林監督は二人を称します。

違うからこそ互いの強みや弱みがよくわかります。

 

組織として考えれば、
ダブルキャプテン制がどんな場合でも
うまくいく、というわけではなく

役割が明確であれば、という但し書きがつきます。

自らの役割を理解して明確であれば、
ふたりで組織を引っ張っていくことは可能です。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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