ビジネスに必要なことがプロレスのなかにある

第250号

2年続けてプロレスで新年の幕開けを迎えています。
新日本プロレスの最大イベントが
東京ドームで1月4日に行われます。
WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム

それを観て、最近は1年の業務開始です。

今年は、観ていて、確かに試合はすごかったし、
感動したのですが、いったいどこまで
エスカレートしていくんだろうと感じたのも事実です。

そんなふうだから、目に入った棚橋選手の
インタビュー記事は、なんとなく
もやもやしていた思いを
言葉にしてくれたようで、まさに
我が意を得たりというものでした。

引用先:エース・棚橋弘至が恐れる「プロレスブーム」の先にあるものhttps://rollingstonejapan.com/articles/detail/29650

「お前のプロレスには品がない」。

棚橋選手が、IWGPヘビー級の
ベルトをかけて戦うケニー・オメガ選手に
なげつけた言葉です。

 

品がある、なしって
いわゆる価値観の最たるものです。

試合内容を競い合うのは良いことだけど、だからといって無制限にエスカレートさせてしまうのは危険じゃないかなって。

 

確かに、求められるままに
「もっと、もっと」では限界があるし、
プロとして能が無いとも言えるかも。

プロレスのすごさは、
技のエスカレートだけではないですもんね。
もっと多様性のある魅力を備えている。

 

今より少し先を見据えて、
棚橋選手は危機感持って、
品がないという言葉で表現しました。

もっと、考えようよ、ということでしょうか。

 

『3年理論』 棚橋選手の言葉です。

初見のお客様が、数年後にファン層の
中核をなす存在になる。

それがだいたい3年後だと棚橋選手は言います。

初見のお客様を大切にしなければ、
3年後には観客数が減ってしまうかもしれない。

恐れるのは観客に飽きられること。

エスカレートする試合の先に
未来はあるのかというと、
いずれ限界がくることを感じとり、
その日を恐れるのだと思います。

 

では、どうすれば初見のお客様を離さず
3年後のコアなファンへと導けるのでしょうか。

 

棚橋選手は、それを

「人間力」の”凄さ”を競う試合

と表現します。

プロレスの現役のトップランナーが、
ここまでプロレスを客観視して言えるのが、
今のプロレス人気が本物たるゆえんでしょう。

 

いや、馬場も猪木もビジネスマンでもありました。
ただ、表現力、語彙力は棚橋選手や内藤選手が
一枚上手のようです。

 

1月4日のケニー・オメガ選手対棚橋選手の試合は、
これからの新日本プロレスの方向性を決める
いわゆるイデオロギー闘争とも呼ばれています。

インタビューのなかで、この両者の戦いについて、
棚橋選手は

今回の闘いで決まる方向は”前後”ではなく”左右”なんですよ。新日本プロレスを成長させたい、プロレスの魅力をもっと広めたいという気持ちは、ケニーも僕も変わらないと思うんです。ただ、その手法が異なるだけ。

 

会社においても同じですね。

特に世代交代の会社では、
確かに願うゴールは同じですが、
やっぱり手法が違います。

3年後のために、先行投資をするのか、しないのか。
現社長と後継者の見ている景色が違うのか、
意見がぶつかります。

プロレスのように戦って決着といきませんが、
とことん意見をぶつけあって、

“自分のやり方とは違うけれど”認め合う

ことが大事です。

わからなくても、認めることはできます。

トップに立つプロレスラーとなるために
大切な要素を3つ挙げるとしたら?

この問いに、棚橋選手の答えは

「資質」と「責任」と「愛」 と答えます。

 

資質 やっぱりトップに立つには天賦の才能が必要。

責任 団体や業界を支える責任

 プロレスそのものに向けて注がれるべき愛

責任とセットである

 

社長に求められるものも、この3つと同じですね。

 

私が所属する一般社団法人
日本キャッシュフローコーチ協会
代表理事の和仁達也氏は

”ビジネスに必要なことはすべてプロレスから学んだ”と
常日頃言っています。

確かに棚橋選手の言葉は、
プロレスを超えて通じる内容です。

その意味では、確かに責任と愛においては、
ケニー・オメガ選手より棚橋選手のほうが
見ている景色が遠くを見渡しているようにも
感じます。

それでも、試合では何が起こるかわかりません。

正しいことが勝つとも限りませんし、
負けるとも限りません。

1月4日が楽しみになってきました。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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