社長の思いを社員に伝える

第153号

土曜日は勉強会に参加するために新潟へ。
東京駅の混雑で、初めて3連休だと気が付きました。

同じ旅行者に見えても、目的は全然違うものです。

人事制度を作成したり、就業規則を作って、
いざ社員に説明する段階になると、社長さんは

「社員に伝わってくれるといいんですが」とおっしゃいます。

それくらい、伝わりづらいことを承知している
ということなんだと思います。

社員さんは社員説明会に集まって聞いてはいますが、
どこか変わるの?という関心はあっても、
なかなか情報がないところに、
急に説明と言われても、自分ごととしてイメージできない
のが実態なのかもしれません。

社員思いの社長さんであればあるほど、
社員説明会前は少し緊張されていて、
説明会では言葉を選んでお話される様子を
何度も見てきました。

自身の発する言葉の重み、影響力を
よくご存じなんだなと感心したものです。

そんなふうに気を使いながらお話するのであれば、
伝わらなければもったいないですね。

社員さんにしても、自分ごととして聞いたほうが
有意義なんですが、どうしても他人事になりがちです。

どうしたら互いの思いがかみ合うのでしょうか。

一生懸命は関係ないです。

何度も話せばよいでしょうか。

確かに1回よりは何度も話せば伝わりやすくなりそうですが、
そもそもかみあっていないのですから、
ズレた部分が重なるまでには、何回話せばよいことでしょう。

結局、商売と同じで、ほしいと思わせることが大切です。

ほしい
必要だ

と思わせるにはどうすればよいでしょうか。

わかってほしいと力が入るほど、離れてしまいます。
聴く体勢になっていない人には、押し付けにしか受け取られません。

●まずは何を伝えたいのかを明確にすることから始めましょう。

社員説明会では、仕組みや概要の資料は用意できますが、

人事制度や就業規則であれば、
どうして作ることになったのかは私には話せないので、
社長に考えていただくようにお願いしています。

●具体的な言葉を選んで、イメージを共有できるように
伝える工夫をしてみましょう。

伝える工夫とは、ビジョンに基づいた想いを語っていただき、
どのように、この新制度や新規程がつながっているのか
伝えていただきたいのです。

同じ会社に居ながら目的を共有できていないと
社員に自立して動いてもらうことはできません。
同じ旅行者でも行き先がちがってしまいます。

●新しい制度、規程のポイントを伝えることです。

社員説明会という場では、
わからない、
難しいと

社員が最初に思ってしまうと
運用に時間がかかってしまいますので
私が代行することがあります。

この手法、正式にきちんとやれば ” アサーション ” というようです。

先日、コミュニティ仲間が、アサーティブという
単語を使っていたので、調べてみると、

見様見真似でこれまでやっていた私のやり方が
見当はずれではないようです。

話を最初に戻せば、

社員説明会は、” 発表する場 ” ではなく

” 説明する(伝える)場 ” であることをご承知おきください。

こちらの想いを伝えて、ちゃんと相手に伝わるためには
どう表現するかが大事です。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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