答えを出すことが解決にはならない

第671号

オンラインセミナーに参加要件として
カメラはONで参加してください。

というのがあります。

講師からすると、
どこまでわかってくださっているか
表情がないと、わかりません。

だから、カメラONは
理解できます。

理解できますが、
参加者として考えると、

講師が誰を見ているか
だれの表情がアップで
映し出されているか
わからないので、
ずっと緊張しっぱなし。

3時間セミナーとかだと、
休憩があっても、くたくたです。

それだけが
原因ではないですが

何の前触れもなく
ある日、朝起きたら
「腰痛」が!

座っているとき、
あるいは室内では

さほど痛みを感じないのですが

1歩、屋外にでると、
歩けない、走れない。

いつもの
8分の道のりが
15分。

それでもその日は
予約したジムにたどりつき

このままだと
「ギックリ腰」になりますよと
言われながら、

トレーナーが
真の原因だと判断した

お尻周りの
カチカチに固くなった筋肉を
緩めていきます。

トレーニングより
きついですが

ずいぶん楽になりました。

腰が痛いから、
腰の痛みを改善する、

とは限らないのですね。

身体は、つながっています。

そして、
身体は心とも
つながっています。

このブログでも
何回かご紹介してきた
太極拳の世界チャンピオン
坂本春之さん
https://rennsei.com/

キャッシュフローコーチ協会の
コミュニティーアドバイザーとして
日頃、お世話になっています。

毎日届くメルマガの
その日のテーマが
「腰痛は恐れだ」

なんというタイミング。

チャック・スペザーノ博士著
「ココロを癒すと、カラダが癒される」
からの引用として

腰は胴体と下肢をつなぐ
股関節を形成しています。

腰の問題は
変化への恐れを表しています。

変化への欲求はあるのですが、
その一方で、
まだ変化への恐れも感じています。

という記述を紹介されていました。

整体師としての顔も持つ
坂本さんは

「腰痛に限らず、
あらゆる痛みや不調は
ストレスが原因とも言えるのです」

と、言い切ります。

コロナ禍のなか、
開催準備を進めていた
オンラインセミナー

私にとっては
未知への取り組みが
引き金になって、

ぎっくり腰、
1歩手前で
気づくことができました。

このまま
身体への負荷に気づかず
お正月を迎えていたら、、、

ここで気づけて
ラッキーでした。

身体に不調があるときは、
心からのケアにアプローチし

心に不調があるときは、
身体からのケアを考える。

直接目に見えるものに
飛びつかないで、

それは何と
つながっているかを
考えることって
大切です。

労務顧問をしていると
問題がまず起こって
その解決の答えを
求められる場面が
多いものです。

困っているのは
よくわかるので、

期待に応えて
答えを探して
お伝えしたい。

でも、ずっと
労務顧問として
お客様を見てきて
わかったことは、

答えを出すことが
真の解決には
ならないということ。

形を変え、人を変え
だいたい、問題は
再現します。

腰が痛いからと言って
腰が原因とは限りません。

例えば、
パワハラを起こした
管理職は、

部下のマネジメントで
人一倍悩んでいたりします。

パワハラ研修では
解決にはなりません。

何かが起こったときは
その手前で何かが
起こっていて、

そこを見ようとすることが、
解決の糸口になります。

お読みいただきありがとうございました。

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