決断するために本質に立ち戻る

第641号鈴木早苗ブログ

久しぶりに早い時間の
電車に乗りました。
そこそこ、混んでいます。

あぁ、経済が動き出してきたんだなぁと
こんなところでも感じます。

果たして、コロナ以前の状況に
緩やかに戻っていくのでしょうか?

7月14日の日本経済新聞朝刊2面に

「もう元には戻さない」

という言葉が
目に入ってきました。

日立製作所東原敏昭社長の言葉です。

この言葉を受けて動き出した結果
日立製作所はテレワークを
標準的な働き方と位置づけると
決断し、

2021年4月から、
社員3万3000人の約7割を
週に2~3日は在宅勤務にすると
決めました。

「もう元には戻さない」と
決めたのは、
記事によると4月下旬。

そして5月26日には
『在宅勤務を変革のドライバーとする
働き方改革を推進』
というニュースリリースを
行いました。

これまでにも
各部署でいつでも動ける
準備はしてきたであろうけれど、

社長の決断で
一気に加速したことは
間違いありません。

社長の決断が大事、
ということは
言うまでもありません。

先が見えないなかで
決断しないで、
流れに身を任す
ということでは
だめなのでしょうか?

決断するというのは
組織として本来やるべき
こと(本質)を明確にすること。
だとも言えます。

どうなりたいのか
というビジョンを示すこと。

確かに大事ですが
ビジョンは変わるものです。

コロナの先行きが
不透明の今

なかなかビジョンを
言語化して明確に示すのは
正直難しい。

だからこそ、
本質に立ち戻る。

言い換えれば
「ミッション(使命)」が
重要です。

ミッションは会社が続く限り
変わるものではありません。

「何のためにこの仕事を
しているのか」

グッと視点をおろして
現場の仕事に注目すれば

テレワークを今後も
続けていくのか

あくまで
緊急避難的措置なのか

これを決めることで
現場の仕事は大いに
前に進みます。

例えば通勤交通費

総務としては
経費削減の観点から
テレワークが今後も
続くなら、支給方法を
見直したいところ。

現実には
会社都合で
テレワークしている
という認識なので、

今後どうするか
決まらないうちは
通勤交通費は
支給し続ける。
という、声も聞きます。

人事は、来年の
新卒採用について、

新卒を採用するか
どうかが決まらないと
説明会の実施方法も
決まりません。

働き方では
今後も長時間労働
やむなしを許容するのか
どうかによっては、

2020年4月の
民法改正によって
賃金請求権の
消滅時効期間を5年
(これまでは2年)に
延長しつつ、
当分の間はその期間が
3年となったことも念頭に、

長時間労働対策に
今だからこそ
手を打たなければ
なりません。

《厚生労働省》
https://www.mhlw.go.jp/content/000617974.pdf

具体的に決めなければ
ならないことは
日常にたくさん
あります。

その根本の問題は
組織の目的が
明確かされず

目指すものが
ぼんやりした
ままだということに
あります。

優れた幹部、管理職は
トップから言われてから
動いていては遅い

とばかりに
先んじて、

シミュレーションや
情報収集を行います。

この仕事が無駄なのか
有益なのか

社員を伸ばすためにも
判断する必要があります。

せっかく融資等で
資金力に一定の余裕が
維持できても

判断しないまま
日常に追われていると

優れた社員が
時間も心の余裕も
なくして、

いざ、反転攻勢というときに
すっかり疲弊している
かもしれません。

人を活かして
役割を与え
組織を機能させるのが
ミッションです。

コロナウイルスの影響後の
3か月の決算数字を見て
これからどう動くのか

ミッションを
拠り所として

まずは決める
ということが大事です。

決めた先に答えがあります。

私の行動指針は
「経営者の想いを仕組みにして
組織作りの決断や実践の
後押しをする」
です。

私も、社長のフォロワー
(支援者)として
この役割を全うしていきます。

お読みいただき、ありがとうございました。

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