やるかやらないか だけじゃなく

第618号鈴木早苗ブログ

白か黒か
良いか悪いか

こう聞かれたら
どう答えますか?

どちらか一方なんて決められない。
グレーだってあるんじゃない。

良い、悪いだけじゃなくて
普通だってあるじゃない。
(「よい子、悪い子、普通の子」という
欽ちゃんのバラエティがありましたよね。
わかる人は、わかると思いますが)

冷静だと、このように視野広く
考えられますが

ひっ迫した状態だと
まさに二者択一になってしまいます。
つまり両極で判断を迫られる状態に
陥ります。
(二元論というような言い方もします)。

こういうときは、
前回書いた、システム1が
発動しています。

システム1:
無意識に行動、判断する仕組み
身体が勝手に動くので、
スピードが速く、
同時に複数のことを
処理できます。

人は意識しないと
このシステム1(直感)で
判断しがちです。

新型コロナウイルスの影響で

「 今は、会社の存続が第一です。
だから、 新しい取り組みは、
いったん停止します。」

というような、
やるか、やらないかという
二択をする経営者の方が
おられます。

一理ありますが、
正解ではありません。

間違っているという
わけでもありません。

あくまで一定の基準に
則って決めた
ことにすぎないということです。

この選択も
他方から見てみれば

社員が成長しないと、
会社は発展しない

とも考えられるからです。

まさにルービックキューブ。
一面だけから見ていては
全面揃えることはできません。

行動経済学でいうは
『損失回避性』という
バイアス(偏り)が
働いています。

一言で言えば
損するのが100
得するのが100
であれば

損しないほうを
選択する。

という人間の傾向を
示したものです。

得が200や250でないと
得に価値を見出さない
というものです。

やるか、やらないかを
決められなくて
とりあえず現状維持

というのも
よくあることです。

これもまた、
『損失回避性』を
背景として

『現状維持バイアス』
という、

人は「変化したくない」

現状維持を選択する
傾向を好むことも
覚えておきたいものです。

そんな傾向を
理解したうえで、

取り組みを
やるか、
やらないかと
いう二者択一
ではなくて

やるタイミングはいつか

という視点を持つことが
大切です

やるか やらないか


この両極の考え方を
自分がしてしまっていたら、

それは知らないうちに
感情的になっていると
いうことです。

やるか、やらないか

あるいは、

現状維持の選択を
否定するわけではなく

判断以前に
これらの傾向が
人にはある

当然自分にも。

と、気づいたうえで、

客観的に結論を導くことが
できることが大切です。

だから、
もちろん、

生きるか、死ぬか

ということでも、ありません。

お読みいただき、ありがとうございました。

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