伝わるように伝えること

第619号鈴木早苗ブログ

私が住む東京都の緊急事態宣言が
出てから、2週間。

都知事は、
『自粛疲れ』はまだ早い
と言うけれど、
さすがに疲れます。

結果だけ見ると、
確かに8割にはまだ
遠い自粛かもしれません。

でも、それぞれ、
がんばっているのも
事実です。

そのがんばりが
結果につながって
いません。

ほんの数か月で
急激に変化する

環境や情報の変化に
ついていけていない
というのが
正直なところです。

もともと3密って
「3つの“密”が揃う場所が
クラスター発生のリスクが
高いから、3つの密が
重ならないよう
工夫しましょう。」

という説明でした。

揃わなければよい
というのが
どこか頭に残っています。

3密を全面に出して
言い出した
3月のころより
状況が悪化して

緊急事態宣言にいたって、

やるべきことは
外出自粛で
「人との接触8割削減」です。

国や都知事がよく言う
違うフェーズ(段階、局面)に
移りました。

3つの密が
重ならないように

という段階から

3つの密、それぞれを
避けなければならない

“ゼロ密を目指す”
フェーズに移った

というものです。

このメッセージが
伝わっていません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin

人はどうしても
都合のいいように
解釈してしまいます。

現在、yahooニュースが
新型コロナ最新情報まとめの
ページを作っていますが、

そのなかで、
「2メートル離れよう」
というのは
「大人の3歩分ですよ」
と、 文字とイラストで
書いています。

言葉で言い続けることも
大事ですが
言葉には
限界があります。

伝わらないのであれば

視点を変えて

文字やイラストも駆使して
広く目に入るようにする
ことも大切です。

具体的でないと

いくらでも
言い訳や理屈を
思いついて
しまいます。

がんばっているのに、
結果がでない

というのは、
私たちの周りでも
ある話です。

どうして売上が
上がらないんだ、

と言っても売上は
上がりません。

そのやり方が
わからないのです。

やり方を自分で
考えられるのは
一握りです。

結果だけに目を向けて
指示するのではなく

どういう行動をすれば
売上につながるのか

やるべき行動を
言語化して、

それが
できているかどうかを
管理することが
上司の役割です。

精神論だけでは
人は行動に移せません。

お互いに疲弊するだけです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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