自ら考え判断するチームに生まれ変わる

第522号

あの日本大学アメリカンフットボール部の
悪質タックルから1年以上たったのか。
そう思いながら見始めたのが
NHK
「あのタックルの先に~日大アメフト 学生たちの16か月~」
https://www4.nhk.or.jp/P5035/x/2019-09-23/21/32124/2110239/

チーム存続のために学生連盟から
求められたのは、組織の抜本改革。
学生が自ら考え判断するチームに
生まれ変わることでした。

十数人いた監督コーチはいなくなり、
4年生もいなくなったなかで、
当時3年生の贄田時矢選手を中心に、
どのように蘇ろうとしてきたのかを
1年以上にわたり追いかけた
ドキュメンタリーです。

チームビルディングを学び、
組織づくりを支援する者としては、
どのように組織が再生するのか
興味深く視聴しました。

復活のきっかけは、贄田選手が提案した
全員キャプテン制でした。

4年生がいなくなり、誰もやるものが
いないからということで
贄田選手が 手を上げて
キャプテンをしてきました。
そして、4年生になって、
このチームの士気を乱したのは
4年生でした。

練習に遅刻する者が後を絶たず、
思わず罰を復活しましたが、
それでも直らず、4年生の間で
危機意識が高まったところでの
4年生間の緊急ミーティング
”対話”です。
そして、 贄田選手からの
全員キャプテン制の提案でした。

チームビルディングでお話するのが
「タックマンモデルの理論」です。

アメリカの学者ブルース・タックマンが、
成果の出るチームができるまでに
必ず通る道として法則をまとめたものです。

成長する段階は4段階で
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を経るというものです。

Uの字のように
いったん谷に落ちたものが
這い上がるように、
成果も上がっていきます。

遅刻が後をたたない状況は、
まさに混沌の嵐の段階を経て、
谷の状況だったことがわかります。

それまで監督コーチの言うことを
守ることが強くなるための正解だと
思ってきたのが、そのやり方を
改めよと言われても、そんなに簡単に
変わることは難しい。

誰かがなんとかしなきゃいけないと
キャプテンに手を上げてくれた贄田選手に
今度はみなが依存してしまっても、
不思議ではありません。

それを4年生全員が
リーダーシップを発揮せざるを得ない
状況に置かれて、少しずつ自立心が
芽生えてきます。

キャプテンとしてそれぞれが
チームと向き合ったからです。

危機感を持つところまでは出来ますが、
そこから先、人は行動になかなか移せません。

キャプテンの贄田選手は、
自分がキャプテンになることで
全体が見えてきたこと。
何をすればよいか思考錯誤しながら
感じたことを「共有」したくて
全員キャプテン制を考えついたと
言います。

結果的にこの「役割」が自立心を生みます。

正解かどうかを気にしていた
贄田選手も番組の後半、
自分たちは、やれることをやってきた
という言い方をしていました。

いわゆる正解ではなく、
最善策を探すということに
思考が変わってきています。
前向きに変わってきているのが
わかります。

9月、ようやく試合出場停止処分が解けました。
チームが掲げる目標は日本一奪還です。

今はタックマンモデルの
4つの段階で言えば、
秩序の段階の日大フェニックス

チームとして真に機能して
成果の段階に到達するのは
後一歩です。

そのときこそ、学生連盟から
突き付けられた
“学生が自ら考え判断するチームに生まれ変わる”
ときだと、言えるでしょう。

お読みいただき、ありがとうございました。

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