餅は餅屋 専門家の使い方

第094号

餅は餅屋ということわざがあります。
この意味は、
餅は餅屋のついたものがいちばんうまい。
その道のことはやはり専門家にまかせるのが
安心だというものです。

どうしてこういうことわざを思い出したかというと

私はキャッシュフローコーチです。

一般社団法人キャッシュフローコーチ協会のホームページには、
キャッシュフローコーチの役割は
経営数字を使って、経営者の本業の発展に貢献するコーチで、
主に次の2つの役割を担うと書いています。

・経営者の意思決定の判断基準や根拠を裏付けすることで、
実践を後押しする。

・顧問先の社員向けにお金の勉強会をすることで、
社長と社員の立場の違いからくる危機感のズレを
第三者的に縮め、ベクトルを揃える。

決算書をお預かりして、次のようなお金のブロックパズル

というP/LとB/Sを合体させた図に
決算書の主要数字を落とし込んで、
経営者に、お金の面から将来の経営戦略を練る
支援をしています。

ただ、決算書が必ずしも会社のお金の流れを
正しく記載しているとは限りません。

資金繰りを検討するなど、細かな数字まで見なければ
ならないときは、やはりお客様の顧問税理士や
税理士を兼ねるキャッシュフローコーチのお知恵を
拝借しています。

餅は餅屋、そして持つべきものは仲間だなって感じます。

現預金が増えていても、借入れが増えていないか
在庫の変動はあったか
勘定科目など入力間違いはないか
などもチェックポイントです。

一方で、人に関する専門家と言われているのが
私のような社会保険労務士です。

よく他の士業の方から聞くのが、
モデル賃金など賃金の決め方は税理士はじめ
他の士業の方でも作成支援できるのですが、
評価制度の言語化は難しいとおっしゃいます。

そこで税理士やFPの方から、
評価制度の部分だけ作ってほしい
という要望をいただくこともあります。

いわゆるジョイントベンチャー(JV)と呼ばれるものですが、
このとき大事なこととして、

キャッシュフローコーチ養成塾
立ち上げの父とも呼ばれる勝並 進 さんは

お互いに違う強みを持つ者が
ビジネスにおいて
共通の価値観の中で
お互いのニーズを満たし合いながら、
お互いの成果につなげること

と言っておられます。

強みが強みとして発揮されるためには、
お客さまがゴールにたどり着くために
私や、JV相手の強みが必要とされているかが
先決です。

餅は餅屋の餅が一番おいしいということから
『餅は餅屋』と言われていますが、
どうして餅屋だったのでしょうか。

諸説ある中から、

江戸時代にあった「貸つき屋」「貸餅屋」が元であったと言われています。昔は年末になると各家庭で杵と臼を使って餅をついていました。
しかし「師走」と呼ばれるほど年末はどの家庭も忙しく、注文をすると杵と臼と材料を持って専門の人たちが出張餅つきをしてくれる「貸つき屋」「貸餅屋」という制度がありました。
これが、素人が行うよりも圧倒的に速く綺麗に餅をついて、丸餅や角餅など希望したとおりに仕上げてくれるというものでした。こうして専門家に依頼するのが一番だとなったとされる説。

会社が専門家に仕事を依頼するときは
餅つきは任せても、丸投げは禁物です。

専門家の強みを発揮してもらうのは、
会社の弱い部分を補ってもらうためであって、
会社がやったほうがよいことは会社がやるべきなのです。


餅をついてもらっても、
醤油で食べるか、
きなこをつけるか、
雑煮にするなら具は何をいれるのか等
家庭ごとに違います。

最後の仕上げは、会社のお仕事です。

キャッシュフローコーチは、個別面談でお客様に最初に
こうお伝えします。

もし私がサポートさせていただくことで
この後のアクションが
スムーズにいくとか、
投資効果的にも良さそうであれば、

その提案もさせていただこうと思っています。
必要かどうかは、〇〇さんにとって良い方を
判断して
いただければと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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