聞き直さないのは、聞こうとしていないから

第744号

「社員の方に聞いて(尋ねて)みましたか?」

「聞いても(尋ねても)だまっているから、
どう思っているのか、ホントのところは
わかりませんが」

これは、会社にお困りごとをヒアリング
していたときの社長とのやり取りです。

ホントのところがわからなければ、
結局、聞いて(尋ねて)いない
ことと同じ、

という残念な結果になります。

聞き直さなかったのでしょうか。

「毎回こうなんです」

ということのようです。

聞き直さないことが
普通のこの会社は指示は出しても

何かを伝えるということは
あまり意識してこなかったようです。

伝えると聞くはコミュニケーションの
基本です。
————————————————————-

自分の意見を口にしないだけなのか
言ってもしょうがないと思っているのか

これも聞いて(尋ねて)みないと
わかりません。

聞こう(尋ねよう)としないのは

そもそもこれまで、伝える、ってことを、
会社は、あまり意識してこなかったんじゃないか

と思うのです。

この会社の指示の出し方は
「〇〇してください」
というものです。

この指示の出し方は、
簡潔で、一見わかりやすく
見えますが、

指示した内容の目的とか
そのあとの効果などを
省略してしまって、
伝えていません。

背景、経緯も含めて
理解してもらおう

という伝え方ではありません。

その結果

言われたことしかやらない、

言われたことだけやる、

という一方通行の関係性に
慣れてしまうと

尋ねているつもりでも
答えが返ってこないという

“ちぐはぐ”が
生まれてしまいます。

指示を出すとは
伝わるように指示を出す
ことだと思うんです。

組織風土として
「伝える」ということを
あまり意識してこなかったなら、

「どう思っているのか、
ホントのところはわかりません」

とういうことを

不思議に思わず
口にするのも頷けます。

聞き直さないのは

そもそも社員さんの返答を
これまでも聞こうとしてこなかったから、

だと思います。

伝えたいと思って、伝えるとは

・伝える相手のわかりやすい言葉を意識する

・具体的に(曖昧な表現をしない)

そして、

・伝わったかどうか確認する

でも伝える、ということの前提には、

社員さんの言葉を「聞く」姿勢が
社長さん側に、できているかどうかと
セットです。

社員さんの言葉を聞いているから、
ホントのところがわからなければ、

もう一度聞いて(尋ねて)みますし
わかっているか確認してみます。

「伝える」と「聞く」は
コミュニケーションの基本です。

だから、
どちらが先、とか
どちらが大事、
では、ありません。

聞いて、そして伝えるから、
お互いの理解が深まります。

普段、社員さんがどう思って
いるのかわからない、

そして、成果を出すために
分かる必要があると考えるなら

そのままにせず、聞き直して、
伝わっているかどうか

言葉で確認することから
始めてみましょう。

その意識があってこそ、傾聴や
伝え方の技術についてこれまで
学んできたことも、より活きると思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

【10月19日無料セミナーのご案内】
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

シニア人材を活用できてる会社はここが違う!
高年齢者雇用で伸びる中小企業の共通点
~「働かないオジサン・オジサン予備軍」を作らない3つのポイント~

□こんなお悩みを持つ方

増え続ける人件費をコントロールしたい
高齢者をどう処遇すればいか悩んでいる
若手社員とシニア社員を両方活かす仕組みが知りたい
高齢者雇用と同一労働同一賃金を同時に解決したい

□お伝えする内容

〇企業とシニアの視点のギャップ

〇取り組むべき3つのポイント

・人件費の増加を抑止できる?
・人事制度を作るまえに知っておきたいポイント
・シニアのマネジメント

〇明日から自社で取り組めること

〇「最強のチームビルディング(R)式 組織改革」のご紹介

詳細はコチラ
https://saikyo-hatarakikata.com/seminar/639/
——————————————————————————–

このブログを編集して、
メルマガを平日2回お届けしています。
ご希望の方は、 下記フォームよりご登録ください。

メルマガ申し込み
 

関連記事

コメントは利用できません。