![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/09/9c7bc51767c549b0e0c52df88f10834e-640x400.jpg)
第516号
総務省統計局から、「敬老の日」にちなんで、
統計からみた我が国の65歳以上の高齢者の人口と
就業の状況について発表されました。
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1212.html
ニュースでも取り上げられていましたね。
・総人口に占める割合は28.4%と過去最高
・高齢就業者数は、15年連続で増加し、862万人と過去最多
・就業者総数に占める高齢就業者の割合は、12.9%と過去最高
過去最高と言う文字が並びます。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/09/6cbfcce524f4bb178fe0df04c44810f0-1-259x300.png)
つまりは、高齢者、特に雇用に関しては
概念をあらためて、今後どのように
活かしていくのかを考えなければ
ならないということです。
定年延長、再雇用ということでは
収拾付かない状況です。
もともとアメリカ、イギリスは
定年制はないそうです。
韓国、中国は日本と同じく
定年はあります。
日本だけでなく、高齢者になっても
働く傾向がでてきたようです。
そうはいっても、日本の高齢者の就業率は
高いようです。
今回の調査で注目すべきは、高齢就業者数です。
労働力確保の意味からも、中小企業では
高齢者の就業環境を整備しなければなりません。
高齢雇用者の4人に3人は非正規の
職員・従業員で、非正規の職員・従業員
についた主な理由は、男女とも
「自分の都合のよい時間に働きたいから」が
最多となっています。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/01/0c700c3053234a5a9fd41f16374fe251-300x290.png)
よって、フルタイムではないけれど、
いかにして会社の戦力として
活躍してもらうのかを考えなければ
なりません。
その方策のひとつは、60歳を過ぎても
あるいは働き方が変わろうとも、
評価をすることです。
感覚的には、定年という一律の切り分けで
考えていては、活用できないと思います。
やるべきことは、短時間で働く人用
フルタイムで働く人用、というように
労働条件によって、賃金表が増えるだけ
ということです。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2018/08/344537c28cd1a2898d85d0922e5de894-300x225.jpg)
少子高齢化がすぐに改善される
わけではありませんから、18歳~60歳の
年齢分布で考えていたものを
65歳は当たり前に働くし、
70歳雇用も見据えて、
人事管理を考えていくことが、
中小企業の生き残る道でもあります。
お読みいただき、ありがとうございました。
高齢者の雇用を考えることも大切ですが、
会社の活性化には、若年者雇用も必要です。
高齢者対策もまた、会社のアピールになります。
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