ルールよりゲーム

第448号

東京オリンピックのチケットの二次募集が話題ですが、
その前に、今年はラグビーのワールドカップが
9月20日から行われます。

ラグビーの試合も昔はよく見ましたが、
今一つ、ルールはわかっていませんでした。

でもルールを知らなくても楽しめます。

ただ、当然、知っていたほうがより楽しめるわけで、
本屋さんで目に入ってきたのがこの本

『ラグビーをひもとく
反則でも笛を吹かない理由』

https://www.amazon.co.jp/dp/4087208435

社会保険労務士の仕事の大きな要素として、
“規則、規程づくり”があります。

「こうあらねばならない」という発想をしがちです。

そして私は、”効き脳”ではBから考え始める
傾向がある三重優勢です。

まずは効き脳のおさらいから。

人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つ、
計4つに分けることができます。

それぞれの機能を分けると

A:論理的、理性的

B:堅実的、計画的

C:感覚的、友好的

D:冒険的、想像的

と分けることができます。

この「効き脳」は、人によって活用している
「場所」が違います。

私はACBの3つが同じ数値で、
それぞれの思考特性がくるくる回っている
三重優勢です。

Bの能力に計画や規則を作ったり遵守する
というのがあります。

こんな個人的背景もあって、
ルールが難しいと言われるラグビーなのに

「ルールよりゲーム」という
この本の一節に惹かれました。

 

そもそもルールとゲームの関係性は
一言で球技と言っても違うのだと本の中で
作者は言います。

フットボールを発祥のスポーツとしていても

サッカー、ラグビーはまずゲームがあって
最後にルールが生まれる。

その他の球技は、ルールを先に決めて
ゲームを作ったといいます。

だからサッカー、ラグビーでは
反則があったとしてもゲームを
流す[アドバンテージを取る]
ということをします。

いわゆるゲームの流れを読む
とでもいいましょうか。

例え違反していても、
ゲームに参加している両チームが
互いに納得すれば、あるいは
レフリーが認めるのであれば、
反則の笛は吹かない。

 

現場[ゲーム]で不都合があれば
どんどんルールもかわります。

ルールはしょせん、後付け。

大事なことは、今まさに
行われている試合が優先されるから。

 

だから、ルールがなくても
自分たちでやってはいけない
と思うことで自らを律する。

一方でルール違反であっても、
問題がないという暗黙の了解があれば、
そのルールは守らない。

あるいはやがて、
みんなの都合(慣習)にルールのほうを
あわせていくというのがラグビーです。

私見ですが、ラグビーやサッカーが、
チームづくり(チームビルディング)の
事例として取り上げるのは、
こういうところの発想からなんだなと納得です。

同じ球技であっても
野球はもとより、バスケットボールでも、
ルールありきなのです。

バスケットでリバウンドをとって、
一気に速攻をかけてダッシュしていても、
違反があれば、容赦なく笛がふかれます。

優先されるものの違いです。

人事制度って制度ですからルールです。
でも、制度を先に作ろうとすると失敗します。

何が正解かはやってみないと
わからないのだから

やってみたその先に「まとめ」として
人事制度を作ることができます。

道なき道を切り拓くのではなく、
歩んできた後に出来ている轍(わだち)を
まず制度化して、それをたたき台にして
制度を作ることが結果をだします。

お読みいただき、ありがとうございました。

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