技量のうえに熱量をのせてコンサルタントの腕の見せどころ

第395号

キングダムを観た。
邦画を観るのは8ヶ月ぶりくらい。

来年あたり日本テレビで放送されそうなので
わざわざ観に行かなくてもよいのですが
アクション映画だし
中国ロケして撮ったということなので
これは大画面で見なければと思い
ようやく行ってきました。

パンフレットをめくると出てくる言葉が
“夢は世界を変える”

主人公2人、いや3人の想い

大沢たかおがマンガでも人気の高い
将軍大騎を演じましたが、おいしい役です。
いいところでいつも登場し、
場をかっさらっていきます。

肉体改造で丸太のような腕。
すごいです。

 

いろいろと見方や見どころある映画ですが、

私が今回感じたことは、
一生懸命とか熱く演じることの前に
「上手い」という土台があれば
さらなる感動を生みだして、
存在感が際立つということ。

上手、下手とかっていうのは、
そう見えるような撮り方とか、
脚本の力とか、いろいろあるのでしょうが、

素人の目でもわかる上手さというのが、
確かにあります。

それは『技量がある』と
言えるのではないでしょうか。

アクション映画は
どうしても熱がこもった演技とか
大きな声、立ち回り
というのに目がいきますが、

吉沢亮演じる2役の漂、嬴政。
見事に演じ分けるだけでなく、
深みのある演技で、この映画を
重厚なものにしています。

25歳でこの感じが出せるのは
やはり技量があるのだと思います。

技量のうえに、華があります。
凛とした佇まいが素晴らしいです。

漂として、そして嬴政として
部下たちを鼓舞するシーンが出てきますが
両方のシーンで感激しました。
静かな熱量が伝わってきます。

アクション映画は、やっぱり火薬の量ではなく
アクションで驚かせてほしいものですが、

時代ものでは、たそがれ清兵衛で
初めて田中泯を観たときと同じ衝撃を
元将軍で殺し屋の左慈を演じた
坂口拓を観て感じました。

太刀さばきが半端ないです。

坂口さんは、アクション監督という
肩書きも持っているアクションのプロです。

最後の信(山﨑賢人)との闘いのシーンは
圧巻です。
山﨑さん、本気で立ち向かっていっていました。

 

「夢で世界は変わる」と信じる信に対して
「夢を見てんじゃねぇよ」という対極の
左慈のセリフ、説得力ありました。
上手さは説得力になります。

一方で、現実にも役柄でも、
圧倒的に差がある技量の違いを
想いと熱さでねじふせようとする
信の姿にも感動しました。

 

私はコンサルタントに必要なものは
今のように正解が見えない時代は
お客様に寄り添う”姿勢”が大事だと
考えています。

そもそも正解はひとつではないし、
何が正解かもわかりません。

答えを出すのがコンサルタント
ではありませんが、
今は、答えを出せない時代でもあります。

寄り添うというと、
あぁ「あり方、姿勢ね」とか、
あり方>やり方 とも思いますが、

私は少なくとも技量は必要だと思っています。

技量とは“型”ではありません。

技量は腕前とかスキルと言い換えられますが、
あくまで私のイメージですが、技術の量。
量稽古、現場をふんだ数から生まれる力量。
技量があるから、知恵が生まれ
イマジネーションが広がる

と、考えています。

 

お客様に寄り添う姿勢は
コーチングとは少し違います。

お客様が決断するときに
いかに選択肢を示せるか
ということも、寄り添うことのひとつです。

と、考えれば、やり方をいくつ提示できるか、
ということも軽んじられません。

量に裏打ちされた一定量の知識、知恵
があるから、未知の領域でも通じる答えを
導きだせます。

キングダムでは、パンフレットで
アクション監督の下村勇二さんのインタビューを読むと

舞台となった時代背景に合うように、
型にこだわらない本能的な戦いを意識した
あらたなアクションを生み出した

といいます。

それを体現するべく山﨑賢人は、
撮影の3ヶ月程度前から基礎的な体力づくりから
剣を振る基本動作、受け身の取り方など
1日何時間もの取り組みや、10キロの減量
という土台の上に、あのアクションがあり、
演技がありました。

私たちの仕事も、”あり方”をより高い次元で
実践するための技術・技量は必須です。

コンサルタントの腕のみせどころっていうのを
いつ求められても見せられるように、準備は怠れません。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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