コミュニケーションは人を人として見るところから始まる

第304号

「どうして言うとおりにやってくれないんだ」って
ついつい思ってしまうんですよね。

これは上司の方と部下指導についてお話するときに
よく聞く言葉です。

ついつい、ある一面だけをとらえて
自分の勝手な判断基準で見てしまいます。

いったんそう思ってしまうと、
現状を見ようとせず、自分の感じたことに
囚われてしまいます。

すると、だんだん
相手の存在を認められなくなります。

結果
「どうして言うとおりにやらないんだ」

と言ってしまいます。

『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

という書籍で有名な
アービンジャー・インスティチュートは
「人を物として見る」状態
すなわち「箱の中にいる」
と、本書の中で指摘しています。

 

箱に入ってしまうのは上司だけではありません。

当然ながら部下も箱の中に入ります。

箱の中にいる=心に余裕が無い状態です。

防御反応が強くなるあまり
感じることを拒絶した状態とも言えます。

そんな状態のときに口にするのが
「ムカつく」とか「うざい」
もとは若者言葉ですが、
結構大人も言っています。

これらは、コミュニケーションを
遮断する言葉です。

先日のブログでとりあげた『友だち幻想』
という書籍の中で、
作者は「コミュニケーション阻害語」と名付けていました。

自分以外はすべて「他者」

普段普通に使っている人の場合は、
簡単に、この言葉を使って
箱の中にはいってしまいます。

手ごわいです。

じゃあ、” 人を人として見る ” には
どうすればよいのかというと

安心して気持ちを外向きにできる環境を作ることです。

つまり、安心、安全な場づくりですね。

所属する日本キャッシュフローコーチ協会では
安心、安全にポジティブをプラスして
AAPな場づくりを心がけています。

簡単に言ってしまうと
気兼ねなく本音を“安心して”言える場
ということになります。

そういう場なら、
「どうして言うとおりにやらないんだ」

と言うところを

「わからなくてもしかたないなぁ。
どう言ったらつたわるかなぁ。伝わるように伝えないと」

というように考えられます。


この違いは

相手を変えようとしているか
自分が変わろうとしているか

自分が変わる=人を人として見ている

ということでもあります。

人を人としてみるというのは、
私が学ぶチームビルディングの
基本中の基本の考え方でもあります。

つまりは、
組織作りの基本がここにあります。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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