何を評価するのか 愚直に実践

第281号

今日は社長と1対1で管理職の評価シートづくりでしたl。

プロジェクトを作って評価シートを作るとき、
社長さんには管理職シートを作っていただく
ことが多いのですが、どうしても社員への
要求が多くなってしまいます。

ひとつの項目欄に成果を出す為の
重要業務として、2つの行動を入れたくなります。

よくある例としては、
予算表の作成を”間違えない”で”スピード”をあげる。です。

間違えない と スピード

2つの要素が入っています。

確かに両方求めてしまいがちですが、
2つの要素が入っていると

評価するときに、
どちらか一方しかできていないときの
評価をどうするのか?
迷うことになります。

 

ここで肝心なのは、どちらが優先するのか、です。

社長さん、長考に入ります。

この考える時間は、まさに昨日書いた
ブログに出てきたクオリティタイムです。

社長面談 悩みはあるけど悩んでいません。

 

そして、長考の末、
社長はスピードを選ばれました。

 

もちろん、正確さを選んでもよいのです。

ようは、社長が決断することが大事です。

そして、決めたら後は、
この項目を愚直に実践です。

管理職が行動できるよう
指導し続けることです。

愚直にやり続けるのが苦手な社長さんが
案外多いようです。

ゴールに該当する目的達成のための
目標を設定しているので、

社員さんが目標達成するとみると
すぐ次の目標設定をします。

達成して次の目標を設定
するならよいのですが、
問題は、
達成が難しいとなると、
次の目標に変更してしまうときです。

これは、大変社員さんを困惑させます。

そもそも目的を知らず、目標だけを
ゴールとして、みていることが多いからです。

でも、なにより
人と人は違います。

思考や行動の時間軸が違います。

何をするか決めるまでは
試行錯誤はかまいません。

でも「やること」を決めたら、

ただそれを愚直にやり続けることが

とくに人の成長に関わることは

成果が出やすいものです。

 

今更ですが、
“継続は力なり”です。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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