評価項目の勤務態度は働き方改革に通じる

第156号

最近、新聞を見ても、広告欄にまで働き方改革の文字が
多く見られるようになってきました。

じわじわと迫ってきた感じです。

働き方改革は仕事のやり方を変えることです。
組織風土を変えることとも言えます。

評価制度の評価項目の中に、
『勤務態度』というのがあります。

” 仕事に対する姿勢全般 ” を指します。

日本の会社は特に、チームワークや
社員の和を大切にする傾向にあります。

ですから、いくら仕事ができても
自分勝手でほかの社員とうまくやっていけない従業員は、
評価したくないと、はっきりおっしゃる社長さんもおられます。

つまり、勤務態度や業務に向き合う姿勢など、
組織風土を決定する大切な項目です。

よって、組織をマネジメントする視点から
この項目をどう作って、どう運用するかは
働き方改革にも通じるものがあります。

一般には「規律性」「協調性」「積極性」「責任性」などを
評価項目とすることが多いようです。

『勤務態度』の評価の難しさは、どんな項目であっても、
ついつい人間性そのものを評価対象にしてしまいがちと
いうことです。

価値観や主観にひっぱられる可能性が大きいのです。

同じ言葉から受け取るイメージも皆さん少しづつ違います。
ですから、具体的な場面や行動、状態を言語化して
共有することが肝心です。

勤務態度は、入社間がない人や年数の浅い人(一般職)
に限らず、中堅職、管理職にも、是非身につけてほしい
項目です。

多くの会社はそこまで意識していませんが、

項目の選定では、どこに向かっての ” 姿勢 ” なのかを
意識していただきたいです。

自分自身の仕事への姿勢

組織に対しての姿勢

個の部分と組織への関わり
両方を身につけられる項目を設定するのが好ましいです。

自分自身の仕事への姿勢:責任感、積極性、

組織に対しての姿勢:規律性、協調性

という感じです。

この項目の評価をどのように決定するかを決める場を
評価決定会議(各部署の上司が集まって決定)と
呼んでいます。

各部署の上司が話し合って、解釈や難易度を揃えながら
部下の評価点数を決定するものです。

ここでは、人と人は違うということを実感する場でもあります。

価値観からくる考え方の違いが発言から明確になり
点数の違いにあらわれます。

それは、仕事の仕方(取り組み方)に対する考え方の違いが
明確になるということでもあります。

実は評価決定会議では、
行動目標を評価する場面では、あまり意見の違いで
揉めることはないのですが、
勤務態度は、部署関係なく発言がしやすいこともあり、
意見が活発に交換されます。

組織づくりは、この人と人の違いを超えて
取り組むことです。
それが、結果として働き方改革につながっていきます。

勤務態度は教育指導の項目のように思うかもしれませんが、
実は、価値観を共有して組織風土を築く重要な項目です。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性を
デザインする鈴木早苗でした。

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