自分のことは、自分が一番わかっていない

第141号

あれっ?体重がどんどん増えています。
体重計の針はウソをつきません。

昨日のブログで、数字のわかりやすさをご紹介しました。

数字はわかりやすいはずなのに、
毎日体重計に乗っていても、
増加を認識できていませんでした。

昨日のブログで、
数字から受ける印象は人それぞれですが、
誰にとっても300は300です。

って書きましたが、500gの増加を
増加と認識できないまま、毎日増加が更新されて。。。

キャア———————————-ツ

自分を見ているようで見ていなかったということですね。

自分のことって、なかなか自分ではわかりませんね。

自分の強みを知りたければ、
お客様に聞け、と言われます。
そこで、お客様にアンケートを取りにいって
自分の知らない自分を発見したりするのですが、

自分のことは自分ではなかなかわからない
ということを踏まえての言葉なんですね。

私たちは、自分のことは、自分が一番わかっていない、
ということを意識しておくことが大切です。

でも、人に聞いたからといって、
なかなか素直に受け入れるのは難しいところです。

ですから、
” 自分が一番わかっていない ” ということを
” 知っている ” という前提が大切です。

 

フィードバックという手法があります。

これは、相手の話、伝わってくるもの、相手の様子から、
目標に対して現在どこにいるかを伝える目的で用います。

ポイントは、
相手がフィードバックを求めていることが前提です。

では何を伝えるのでしょうか。

客観的事実:見えていること、聞こえていることをそのまま伝える

主観的事実:内側で感じたこと

このふたつです。

人の言うことはなかなか受け入れられないと言いましたが、

フィードバックを伝えるときは、
評価、判断を入れないで伝えます。
できるだけ事実を淡々と伝えるものです。

そうすることで、自分の行動や状態を客観視し、
自分で自分を知ることができるというものです。

よくフィードバックでは事実だけを伝えて、
自分の意見を言ってはいけないんでしょ、という方がいます。

自分の意見=評価、判断とするなら、確かにNGです。

でも「私は○○と感じましたよ」という
主観を伝えることは構いません。

相手がフィードバックを受け入れる要因は

次の行動の選択権が、自分自身にあるということが、
素直に受け入れられる要因です。

人を介して、客観的に自分を知る方法がある一方、
私の周りでも取り入れている人が多い方法に、
” ひとりコンサル ”  ” ひとり合宿 ” などと称して、
家ではないどこかで合宿(ホテルに缶詰めになる等)
するものです。

徹底的に自分と向き合う方法です。

自分のことは、自分が一番わかっていない

だからこそ、
自分で自分に質問する。
考えを深化させる。

これもまた、大事ですね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする鈴木早苗でした。

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