![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2017/12/2017-09-28-20.54.10-300x292.png)
第914号
「どうして、効き脳診断をやっているんですか?」
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2023/07/kikinou-300x161.png)
こんな質問をメルマガ読者で
セミナーに参加してくださった方から
先日受けました。
経営者団体で効き脳診断のセミナーを
おこなったときも、懇親会でそんな質問が
でました。
人材育成や労務問題、いろいろご相談を
受けるほどに、コミュニケーションエラー
を実感する毎日です。
相手を知ることは大切です。
でもその前に、まず自分のことを
知らないと、人のことはわかりません。
自分の思考の特性を知っていただき、
マネジメントに活かしていただくために
効き脳診断(ハーマンモデル理論)を
実施しています。
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人は変えられないけれど
自分は変えられる。
耳にしたことがある方、多いと思います。
人は変えられない、とは言っても
やっぱり目に入る相手の行動に
いらっとしたり、
一言、言いたくなったり。
これって、思考が違うための
ギャップによるものです。
人と人の思考の違いを知るために
まずは自分のことを知ることから、
ということで、
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2021/04/42472f8bc3a69dd28d92f397cef37d25-300x200.jpg)
効き脳診断で、違いを実感して
いただいています。
人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つ、
計4つに分けることができます。
それぞれの機能を分けると
A:論理的、理性的=理論派
B:堅実的、計画的=実務家
C:感覚的、友好的=人情派
D:冒険的、想像的=アイデアマン
図で表したものがこちら
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2017/12/2017-09-28-20.53.49-300x182.png)
Aか?Bか?Cか?Dか?
人によって活用している
「場所」が違います。
場所が違う=思考が違う
というわけです。
たとえば、飲みにいって
会計しているとき
効き脳Dの強い人は、
すでに気持ちは、
次はどのお店に行こうかなって
思うような人。
アイデア出しに優れ、
変化を好む脳の思考です。
効き脳Bの強い人は
お金使っちゃった~
明日から貯金しなきゃっ
ていう堅実で、計画的な脳の思考です。
効き脳Aの強い人は
一人いくらかな?って計算します。
数字に強く、分析する脳の思考です。
効き脳Cの強い人は
人数で割り切れなかったら
私が出すよ、という
みんなが喜んでくれることを
良しとする脳の思考です。
会計ひとつとっても
全然違うものです。
Bからすれば、まだお会計も済んで
いないのに、もう次どこ行く?と
話をしているDの言動は
ちょっと信じられない、って感じです。
ここに、ギャップが生まれます。
どちらが良い、悪いではありません。
思考の特性が違うということです。
私は
A:60
B:62
C:53
D:25
ABCの点数が48点以上あり
これは、ABCの思考が強い
三重優勢と言われるものです。
私の場合、基本的には
最初はBの保守的な思考で
考え出して、
次にAの思考で分析して、
最後はCの人間関係を加味して
判断する、という傾向です。
3つの思考で考えるので、
ただでさえBは保守的な傾向があるので
決めるのに時間がかかります。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/11/2c3aaee359ef9246e7a3744c65c412b9-300x200.jpg)
その代わり決めたら
コツコツ確実にやり続けます。
Dが強い人からは
自分の意見にBが強い人が
賛同してくれると心強いと
言われます。
堅実なBが賛同して行動して
くれるなら、うまくいくだろうと
思うからです。
「AとC」
「BとD」は
脳の対角線上に位置することから
最もコミュニケーションが難しいと
されています。
でも、お互いの違いを
許容し合えれば、強力な
「補完関係」になることが
できます。
でも思考の違いを知らないと
関係決裂、ということもあり得ます。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/12/ba4e24cba5d6da684bb343f46ca88fbb-300x225.jpg)
正直、思考がまったく逆の
Dの強い人の創造力に憧れることも
あります。
Dの数字を増やすような
意識をすれば、少しは増えますが
それでもBの数字を上回る
ことはありません。
だったら、自分の『強み』である
AやBやCをより活かして、
Dの強い人の助けを借りたほうが
合理的で生産性がよいという
ものです。
記憶に新しい野球のWBCは
選手の強みを活かしきって
いました。
組織の成果を出すには
人材力×組織力×関係力ですが
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/06/73673e5baddefb7445e6a4a9f908e4ae-300x225.jpg)
普段なかなか人材力を意識することは
少ないものです。
組織力の代表的な例の
『仕組み』と
関係力の代表的な例の
『コミュニケーション』で
組織を回していることが多い
のではないかと思うのです。
そこに、人材力の代表的な例の
人の『強み』を
効き脳診断によって明らかにして
意識することをプラスすれば、
再現性のある成果を作り出すことが
できると考えています。
チームビルディングとは、
個人の強みと長所を
最大限に活かすことです。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2021/09/22345660_s-merit-300x200.jpg)
実は、個人の強みと長所を
最大限に活かすというのは、
ドラッガーが言う
マネジメントのことです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「第一に、マネジメントとは、人間に関わることである。
その機能は、人が共同して成果を上げることを可能とし、
人の強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである。
これこそが組織の目的である。」
出典:チェンジリーダーの条件
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このマネジメントを実践するために
チームビルディングに取り組んでいます。
経営者団体のセミナーのあと、
効き脳診断で、皆さん自分の効き脳に
興味津々。
質問がひと段落すると、
家族や同僚、部下に対して
「言葉の選択気を付けないと」
「相手にはどう伝わっているんだろう」
と、相手との関係性に意識が
向かっていきました。
組織のなかで
人の強みを意識したり
活かすことが難しいと
考えるかもしれません。
まずは、自分の強みを
自覚して、意識することから
始めてみることが第一歩では
ないかと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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