意識は変えられなくても行動パターンは変えられる

第869号

1月も折り返し地点。

年頭にたてた目標の進捗はいかが
でしょうか。

私の場合、なんかうまくいかないときって、
いつもこのパターンなんだよなぁ

って思うことがあります。

メルマガでは、目標を掲げて達成
することは成長することに欠かせない。
だから目標設定が大事で、目標達成は
必須。

とお伝えしていますが、

目標達成のための行動を継続する
ためには、意識を変えることが大切です。

意識を変えないと行動は変わり
ませんもんね。

でも、それって一朝一夕では
ありません。

昨年私が意識していたのは、
目標ではなくて、日々の習慣を
強制的に変えることでした。


—————————————————–

昨年私は、目標を明確にしていた
わけではありませんでしたが、

結果として、新しいお客様との
出会いや、新しいコンテンツを
作ることができました。

自分としては、なにより意識の
変化を実感できたことは大きい
もので、満足できる1年でした。

具体的にやったことは
行動パターンの見直しです。

“それが普通” と思って自然と
繰り返してきた無意識(習慣)に
やっていることを、意識して、
変えてみるということです。

いつもだったら、プレゼンの準備を
このあたりまで整えていれば十分
と思っているのを、
もうひとがんばりしてみる。

これまでなら、この仕事は考える
までもなく引き受けないのを、
考えたうえで引き受けてやってみる。

メルマガでご案内している
セミナーも、仕事を受注する、
しないにかかわらず、とにかく
1年間やり続ける。

いつもなら、これまでなら、

という行動パターンを無理やり
変えてみました。

結果を変えるには、行動を
変える必要があると感じた
からです。

「今のままじゃだめだ」
という気づきが、

行動を変える背中を押しました。

このとき、私はいったん
目標や目的を抽象化しました。

目標が明確なほうが
行動に一貫性があり
よいのですが、

私の場合は
目標にフォーカスしすぎて、
できた、できないで一喜一憂
してしまう可能性が心配でした。

たとえば、上で挙げたプレゼン
の準備をいつも以上にやった
からといって、結果が出るとは
限りません。

結果だけみて出ていなければ、
ひと月二月で、いつもの準備に
戻してしまう可能性大です。

意識を変えることに
集中していると、

結果だけにこだわる
のでなく

やり続けている自分の変化を
認めることができるように
なりました。

自分を認めることができると
その行動を継続する力になり
ます。

数字として出ていなくても
”結果””成果”として
捉えることができるという
ものです。

ところで、

意識を変えるというのは
自分の価値観を変えると
いうことです。

これはなかなか、というか
非常に難しいことです。

無意識でやっている
習慣です

そう簡単に習慣は変わりません。

そこで、
強制的に、
つまりは意識して、
変わろうとすることが
必要でした。

最初から、自分の価値観を
変えようと真正面から取り組む
のは難しいですが

『判断に迷ったら難しいほうを選択せよ』

という言葉ではないですが、

まさに、今までと逆のことを
選択して行動を変えることで

まだ小さいですが、
成果を得ることができました。

行動を変えるというのは
いわゆる“構造を変える”
という作業です。

意識(価値観)は
変えられなくても

行動パターン(構造)は
変えられます。

私の場合、それほど大きな
覚悟をもって決断したという
自覚はありませんが

今までならやらなかったことをやる、
とだけ、決めました。

今までなんとなく避けていたり、
面倒がっていたことをあえてやる、
ということなんですが

その都度、判断するのでなく、
自分のなかでそれを
「ルール」にしたというのが
やり切るうえで大きいものでした。

評価制度の評価項目も
多くの会社のシートを
拝見すると、

数値化した目標設定を
項目のひとつにして、

それ以外を行動目標
として、挙げている
構成が多いようです。

行動目標に掲げた行動を
やっていれば、あとから
目標達成(結果)もついてくる、

という考えなのですが、

上司と部下の面談では
どうしても目標の達成状況に
話がいってしまいがちです。

どうしても本人も、
できた、できないに
一喜一憂してしまいます。

追いかけるべきものは、
その目標を達成するために
重要だとした行動ができて
いるかどうかなんですが、

その行動がどうにも価値観が
じゃまをして、スムーズに
実行できていないなら

まずは、強制的に行うルール


たとえば、
毎週上司に報告するとかでも
よいので、

強制的に決めることが有効
だと思います。

その結果、成果がでて
自信が成功体験となって
また次の行動につながっていく。

少なくとも、成長という
成果を手に入れることが
できると思います。

お読みいただき、ありがとうございました。
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