無駄な時間は減らすべき?

第765号

先週は、コロナ感染の影響で
2度延期になった研修が
ようやく開催されて、長野に
行ってきました。

行き帰りの新幹線ともに満席で、
人出が戻ってきたなぁというのを
実感しました。

この文章も、これが本編の伏線
でないならば、無駄な文章です。

本当に言いたいことが、
無駄な文章によってぼやけてしまう
と、マーケティングの方から
ご指摘いただくことがあります。

忙しい読者の方に読んでいただくのに、
確かに、枝葉が多すぎると、
肝心なことが見えなくなって
しまいます。

ただ、伝えたいことのひとつに
私自身の価値観や捉え方も
含まれているので

そこを無駄と見てしまうのは
悩ましくもあり、
難しいところです。

より、無駄を感じる機会の多い
時間はどうでしょうか。

お客さまと働き方改革を意識して、
生産性向上を目指していますが

無駄な時間は、減らす以外の
選択肢はないようにも思います。

今日は、無駄と言われる時間は
減らしたほうがいいのか、
本当に無駄なのか?

これについてお話します。
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会社には所定労働時間があって
そのなかで成果を求められています。

無駄な時間が残業を招くなら
やっぱり、無断は減らしたいです。

1日の時間軸で考えれば
確かにそうなんですが、

半年、1年 3年と時間軸を
延ばしてみると、

あの日の会話が辞めるのを
押しとどめた。

あのときの雑談が
商品開発のヒントになった

空をボーっと見ながら
深呼吸する時間が
気分をリセットさせて
くれていたりします。

時間は“どうしたら”
効率よく使えるか

という視点ばかりで
考えがちです。

でもこれを、
“何のために”
その時間を使うのか

と視点を変えると

効率とか
時間の隙間を埋めるだけが
すべてではない

と思えてきます。

ボーっとする時間も雑談も、
目的があれば意味が出てきます。

それじゃあ
ボーっとしているとは
言えないじゃない、

と思ってしまうかも
しれません。

ボーっとするのは
脳のリフレッシュ効果
だけではないようです。

脳科学では
ボーっとしている時間も、

脳は休んでいるのではなく

むしろ広い範囲が活性化して、
詰め込んで散らかっている情報を
整理している

ということです。

そう考えると

より、時間を有効に使うために

頭の中を整理するための
ボーっとする時間だった
わけです。

ボーっとして時間を無駄に
しちゃった、

ではなく、

あえて言うなら
必要な無駄だったんですね。

今年もいよいよ1カ月を
切りました。

いろいろ詰め込みすぎたら
それって何のため?

と考えてみてはどうでしょうか。

そして
気兼ねなく、
ボーっとしてみてください。

そういう時間は
少なくとも自分にとって
無駄とは言えないと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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