兼業、副業でモチベーション向上?

第643号鈴木早苗ブログ

7月15日ヤフー株式会社は
リモートワークの回数制限および
フレックスタイム勤務のコアタイムを廃止。

より柔軟な働き方を目指し、副業先としての
受け入れ(ヤフー以外で本業に従事する方の
受け入れ)を約100名開始。

という発表をしました。

プレスリリース
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2020/07/15a/

副業のイメージ変わったなぁと
感じると同時に、

多様な働き方って
こういうことなんだと
納得もしました。

柔軟な働き方ということで、
これもまた、働き方改革です。

あなたの会社は
副業、兼業、認めていますか?

この1~2年、副業や兼業を
認める会社が増えてきました。

つい先日、私も顧問先で
ルール化のお手伝いをしました。

厚生労働省では、副業・兼業の促進に
関するガイドラインを定めていますが
副業、兼業の言葉の定義は定めていません。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000192844.pdf

ざっくりと言えば
収入を得るために
本業以外の仕事を行うこと。

印象レベルで言えば
兼業農家という
言葉もありますから

必ず雇用されている、
とは言えませんが、

本業と同じくらいの時間
しっかり働く

どちらかというと
「雇用」のイメージです。

副業は、週末起業という
言葉もあるように

どちらかというと
趣味や特技を生かして

業務委託で働くケースが
イメージです。

厚生労働省のガイドラインで
国が副業、兼業を後押しする
姿勢を示したことで

兼業や副業を容認する企業は
エン・ジャパンの
2019年300人未満企業に調査した
結果をみると、25%でした。
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/19205.html

そのなかで
兼業、副業を
認めている理由はなんですか?

という質問に対しては

(複数回答可)
社員の収入増  59%
社員のモチベーション向上  29%
社員の能力、スキル向上  28%
働き方改革の推進  27%

そして
優秀な人材の定着(離職防止)も23%
となっていました。

この結果は、
厚生労働省のガイドライン
が示す内容と同様の結果と
なっています。

兼業、副業を国が推進し、
企業が容認するのは

収入を増やすため
だけではない

ということです。

兼業、副業を通じて
視野を広げたり
自身のスキルを
向上させるという
理由からは

社内での人材育成の
難しさを感じます。

自分がやりたい仕事を
兼業、副業で
体験することで
モチベーションが向上
するというのは、

言い換えれば
会社の中で
やりたい仕事が
できていない

すなわち自己実現
できていない

ということ
でもあります。

社員は会社で
キャリア形成や
自己実現できない
わけではありません。

会社における自分の目標と
個人としての目標が
つながっているか、どうか、
重要です。

これまでも目標、目的の
つながりのお話をしてきました。

まず最初に会社が掲げる
目標(たとえば売上1000)
があって

その下に2つの部門があって
A部門の目標は500

その下にaとbという部署があって
a部署の目標は250

その下に社員が5人いて
それぞれの社員目標が50

社員から見ると
自分の目標の先の目的が
部署目標の250
であることから

それは目標の先の目的
となります。

a部署の250という目標は

A部門の目標である500を
達成するためである

と考えると

a部署から見ると、

A部門の500は
目的となります。

そしてA部門の500という数字も

会社の目標の1000を達成するため

そして、
A部門から見ると

会社目標1000は
目的となります。

つまり

「目的」のために
『目標』達成します。

この目標と目的の
矢印の関係を
どれだけ社内で
意識しているでしょうか。

目標は知っていても
目的とのつながりまで
知らない

上司から説明されて
いない可能性があります。

でも、ここまでなら
会社の目標のために

“やらされている”
段階です。

実は、社員目標の50は

a部署の目的のための目標という
だけではありません。

当然、社員目標50を目的とする
その下の目標があります。

それは
『個人の目標』です。

個人の目標とは

・自身の成長

・スキルの向上などの、めざすところ

・自己実現

などがあるはずです。

個人の目標は
社員としての目的である
50を達成するためにある。

という図式ですから

自分個人の目標と
社員としての目的が
つながっていると
感じられたとき、

エンゲージメント
(企業と従業員が双方向の関与によって
結びつきが強い)
に、つながります。

個人の目標と
その視点から見ると
目的である社員目標が

いかに接点をもって
重なる部分を増やす
ことができるかが
ポイントです。

まずやるべきことは、
会社の目標と目的

そして
個人の目標を
明確にすることから
始まります。

お読みいただき、ありがとうございました。

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