ゴールを信じ切れるかどうかが試される

第533号

囲碁の名人位を20歳前の青年が奪取し、
日本人のノーベル化学賞受賞は9年ぶり、8人目
の偉業を成し遂げた吉野彰さん71歳。
ともに大偉業です。

吉野さんの受賞理由の
「リチウムイオン電池の開発」。
開発に成功したのは1985年といいます。
芝野名人が生まれるずっと前ですね。

今では、電池の寿命が延びるだけでなく
現在はガラケーやスマートフォン、
ノートパソコンやデジタルカメラ
などの電子機器、電気自動車や
航空機の動力源としても使われて
います。

会見のインタビューのこの質問
「ここまで素晴らしい研究を成功
させることができたのはなぜか、
ご自身の性格を自己分析されて
なぜかっていうのをお聞かせ
いただけますでしょうか。」

これに対しての発言が

「研究者にとって、いわゆる柔軟性と、いわゆる剛直性、執念深さですね。その2つが絶対に必要だと思います。もう1つのファクターは、やっぱりそういうものが本当に必要とされるような未来が来るかどうかなんですよね。いわゆる先読みっていうんでしょうかね。未来を読みながら研究を進めていく。間違いなくゴールがあるんだっていうことさえ確信が持てれば、あとは少々の苦労があっても必ずやり遂げれると思うんですよね。ですから、その2つがたぶん原動力になってるのではないのかなと思います」

別のところではこんなこともおっしゃていました。

「ゴールには宝物がある」

浅はかにも、発明、発見すれば
それで研究は報われるものだと
思っていましたが、
実用化されないと意味がない
とまでは言いませんが、
成果とはならないのですね。

そこには時代や運なども大きく影響して
ウインドウズ95の台頭であったり
スマートフォン、そして環境問題など。

これらの波がこなければ、
確かに研究はここまで進歩は
してこなかったでしょう。

リチウムイオン開発には
3つの苦労の時期があると
おっしゃっています。

最初が、基礎研究。
次が、開発研究。
そして、何より一番辛いと
吉野さんが言うのは、
製品を世の中に出しても
すぐ売れないこと。

5年ぐらい売れない
時期があるものだ、ということ。

こちらから仕掛けるというのは
難しいし、未来の先読みにも
限界があります。

ゴールを信じきれなければ、
やり遂げられなかった、というのは
非常に共感と納得します。


今、働き方改革を求められているわけですが、
これは単に無駄を省くことではありません。
生産性を上げることと、無駄を省くことは
違います。

人の違い(強み)を活かして
任せられる人に仕事を任せることで
生産性を上げることです。

吉野さんは、
日本経済新聞のインタビューで

「無駄なことをいっぱいしないと
新しいことは生まれてこない。
自分の好奇心に基づいて新しい現象を
見つけることを一生懸命やることが必要」

と、言っています。

最近はやりのドラマの
”伏線回収”ではないですが、

一見無駄に見えることが、
最後には
ゴールへ導くことは多いのだ
と思います。

働き方改革も
価値を向上させることで
生産時間の短縮以上の効果が
得られます。

遠回りでも無駄にみえても
それが効果を生み出すと信じるなら

いずれそれは
一番の近道で
無駄ではなくなる日が
くるということです。

早計に、切り捨てることはないのだ
ということですね。

それにしても、ノーベル賞までの道のりも
長かった。
次こそは、次こそはと言われつつ。
これもまた先読みできませんものね。
ゴールを信じ切れるかどうか、ですね。

お読みいただき、ありがとうございました。

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