解決策を知っているだけでは解決できない

第532号

会社からご相談を受けるとき
求められている回答は2通りあります。

ひとつは
ご相談内容への提案。
あるいは答えだけ求めておられる場合。

この場合、それを形にして、
社内に周知させることができる
人材がいるという前提になります。

大企業や、人事部があるような
組織は、そういう答えを求めておられる
傾向が強いです。

もうひとつは
答えを聞いたうえで、
「何をやってくれますか」
という実行力を求められる場合。

これは、やり方を示すだけでなく
それを社内に周知させるための
実際の指導力まで望まれます。

これは人事部がない
100人未満の中小企業などは、
そういう傾向があります。

どちらがどう、ということは
ないのですが、
困るのは、提案だけ求めてこられる会社が
実は、社内に周知できないという場合です。
それに会社が気づいていない、ということも
含めてです。

そういう会社がやってしまうのは、
うまく実行できなければ、
解決するためのルール強化する。変更する。

でも、これでは大きな効果は見込めません。

結局解決策を知っていることより
どう個々の社員がそれをやるか、が
肝心になります。
上司が素晴らしい仕組みを用意しても
動こうとしない限り、始まりません。

どうしたら動くのか?

その答えはほかにあるのです。

成果を出す組織は
「人材」×「組織力」×「関係性」です。

社員が実行しないのは、
端的に言えば、
関係性ができていないことにあります。

つまりはコミュニケーション不足です。

社員が動けるように、
伝わるように伝えているか。

コミュニケーションをとる必要性というか、
動く動機付けを与えているか。

答えだけ求めて、実行は社内でやります。
という会社が、うまく実行できていないと
ご相談をいただいたとき、
私が確認するのは

「社員のかたに説明しましたか?」

人事の方は
「こういう方法で今後はやるからと説明しました」
という答えが返ってきます。

やり方の説明ではなく
なぜやるのか、という説明は、
意外にやれていません。

そのうえで、理解力は人それぞれ。

合理的でわかりやすいルールであっても
わからない人もいるという事実を
知ることが大事です。

そこがわかっていれば
真に行動するには
ルールの前に

まずは、社員それぞれが自分で考えて
行動できる集団に生まれ変わることが
先決だということにたどりつきます。

それって、どういう集団でしょうか?

〇ひとりひとりが自立するだけでは
足りません。

「自分はやっている」ということだと
かえって組織はバラバラになります。

〇自分の行動が組織の目標に
つながっていると感じられるか。

すなわち、自分ごととして
組織の目標をとらえられているか。

〇自分だけでなく周りもいっしょに
目標を達成することを意識できるか。

この意識を部下がいる、いないに限らず
持っていることは大事です。

解決策を知っていても
ルールを作っても
その前に、
これらをできる組織になることで
社員は実行するようになります。

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