![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2018/04/c55f19a8969b0cfe73d2f5e45e0ad81e-640x400.jpg)
第471号
まだまだ大船渡高校の佐々木投手の
登板回避が議論の的です。
日曜朝のサンデーモーニングの
人気コーナー「週刊・御意見番」のなかで、
プロ野球初の3000本安打達成者でもある
張本勲さんの発言に対して、異論反論が
沸き起こっています。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/07/ce3550ea6c029d03fce14f373838eb66-212x300.png)
この日、張本さんは
「最近のスポーツ界で、一番残念だった」
と前置きしたうえで
「32歳の監督(国保陽平監督)でね、若いから一番苦労したと思いますが…絶対、投げさすべきなんですよ。大体、予選で4回(佐々木は準決勝まで4試合に登板)しか投げてないんですよ。合計で430、450(球)くらいしか投げてないのよ。昨年、吉田輝星(秋田・金足農)が800(球)くらい投げているんですよ、1人で」
あるいは
「ケガが怖かったら、スポーツはやめた方がいい。将来を考えたら、投げさせた方がいいんですよ。苦しい時の投球を、体で覚えて大成した投手はいくらでもいる。楽させちゃダメ。スポーツ選手は」
という意見を述べています。
一番残念だった、というのは感想ですから
問題ありません。
意見は人それぞれですから
自分の主張、考えを述べる
という段階であれば問題ありません。
ただ、街頭インタビューとかで行う
野球の素人の意見とプロ野球の大先輩の
言葉では重みや影響力が違います。
仕事の現場でも、上司の言葉の強さや影響力
意見という名の強制力を意識しなければなりません。
フィードバック面談について
指導する機会があります。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2017/12/af0100024893-300x201.jpg)
以前、フィードバックとアドバイスは
セットではありません。というブログを
書きました。
その中で、フィードバックは見たままを返すこと。
事実を伝えることです。
と、書きました。
フィードバックは
目標に対して行動した結果が
どうなのか、伝えることです。
つまりギャップですね。
ですから、まずは目標を把握していることが
先決です。
ただ、ここでギャップがどうしたら埋まるのか
教えてしまうと、それは『アドバイス』になります。
求められれば、伝えてもよいですが
そうでなければ、フィードバックでは
ギャップがあることを
明確に伝えるところまでです。
自分には見えない、目標と現実の差を
伝えることがフィードバックです。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2018/06/knowhow6-300x225.png)
フィードバックがなぜ有効なのかというと
このギャップは、自分では見えないからです。
ポイントは、そのギャップに、
気づいてもらうことです。
ただ、事実を伝えるだけでなく
感想を伝えることは構いません。
もちろん、目指す目標を把握したうえで
というのは言うまでもありません。
この場合は、「私」が主語になって
「(私は)〇〇のように思いました」
という感じで行いましょう。
これを、「あなた」が主語になると
「あなたは〇〇だ」というように
決めつけた言い方になってしまいます。
これは、強い主張として相手に届くので、
使う場面を選びます。
言い方ひとつで伝わり方が違います。
伝わらないこともあります。
さて、「私の言いたいことわかりますか?」
いえいえ、こういうときは
「 伝わりましたか?」がいいですね。
この違いが重要です。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/05/dcf73fcb92538fade839914d5c3a0db7-300x225.jpeg)
”分かる”って、実はどういうことなのか?
意外に答えられないですよね。
ちょっとばかにされてるように思う人もいるかもしれません。
言葉の選択、大事です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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