評価制度づくりの第一歩は目標と目的

第468号

大船渡高校のエース佐々木投手が
甲子園出場のかかった地方大会決勝に
登板しなかったことについて、
やはり、さまざまな意見が出ています。

学校も監督も、ある程度こうなることは
予想はしていたと思います。
人の数だけ意見があります。

野球関係者の中で落合博満元中日監督の
意見はそうだよなぁと思わせる内容でした。

「周りがとやかく言う問題ではない。『投げさせれば勝てるのに』、『なんで投げさせない』という声は出るでしょうけど、指揮を執っている監督が最善策を考えただけのこと」

「当事者で解決しなければいけない。自分たちに責任がない人が騒ぐんであって。周りが騒ぎたいのはよくわかるけど、議論してはいけない。彼らには将来があるし、学校には学校の、監督には監督の立場がある」

落合さん自身、采配についていろいろと
議論された経験があり、この言葉には
説得力があります。

すでにニュースでも取り上げられていましたが
このような判断を一人の監督、個人にさせてしまう
というのが間違いなのだと思います。

言い悪いでなく、それぞれに考えがありますし
違って当然なわけです。

新潟県の高校野球連盟が独自に1試合100球の
制限を導入しようとしたことを契機に、
日本高校野球連盟(高野連)が「投手の障害予防に
関する有識者会議」を設置しました。
それが4月です。

一定の日数の中で投げられる球数を制限
することを答申に盛り込むことを決めたのが6月。
それも全国大会のみを対象にするということです。

具体的な日数や制限数などについては
9月に行われる第3回会合で検討する、
ということは、今年の夏の甲子園には間に合わず
早くても来年の春の高校野球から、という
ことになります。

今までの高野連に比べれば、動きは迅速
なのかもしれませんが、今回のような
ことがあると、もっと早くルールとして
決まっていれば、と思います。

落合さんが言うように、今、必要なことは
議論ではなく、ルールです。


評価制度も、社長だけでなく上司が評価するようになると
評価のルール(基準)がないと
上司が自分の価値観で評価するだけでなく、
部下も自己評価で、それぞれが勝手な判断をして
最終的に部下は不安と不信感で会社に定着しません。

組織として、個の判断に委ねるのでなく、
一定の基準というルールを作ることが必要です。

ルール作りのポイントは、
目的と目標の明確化です。

何のために評価制度を作るのか
評価制度を作ってどうなりたいのか

評価制度を作ることが目的ではありません。

この点をしっかり明確にしておかないと
制度作成自体がブレてしまいます。
組織として目指す行動と
目標を明らかにすることです。

球数制限することが目的でなく
どうすれば、選手が悔いなく野球をやり切れるか

と、いうようなことが、まず大事なんだと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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