社員研修を内製化するメリット

第351号

新元号が発表されました。
発表前は、意味なく、変わることに
不安があったのですが、
いざ11時30分に発表されると、
案外と覚悟ができるというか、
何も変わらないんだなぁって
思ったりしています。

もちろん、これから1ヶ月で
徐々に影響が出てくるのかもしれません。

まさか、3つの元号を体験するとは
思っていませんでした。
これが一番の驚きです。

体験するというのは大事です。
体験して、初めてわかることがあります。

「研修で何かいいものありませんか?」

って、聞かれることがあります。

人を採用したのだけれど、
自社内では研修できないので、
外部研修で良いとされるものがあれば
それを受けさせたい。という意向のようです。

 

こういうものがありますよ、とお伝えしますが、
実は、外で受けてきたことを実務で活かすことって
難しいと思っています。

 

たとえば新入社員のマナー研修

社会人の常識は、どこでも同じだから
外部研修で学べるだろうと思いがちですが、

電話は3回以内で取る、と習っても

自社に戻って、いざ電話が鳴ると、
だれも3回以内で取っていない。

ましてや、自分の名前まで名乗る人はいないし、
電話の取り方バラバラです。

これを見た瞬間、外部研修で習ってきたことを
捨てて、自社の電話の取り方をまねる方を選択します。

気持ちに違和感感じつつも、です。

 

あるいは、
「どうしてこういう取り方をしないのでしょう?」と
間違いを正すつもりで、意見を言う新入社員が
いるかもしれません。

その新入社員の指摘通り、今後はできるように
なるとしても、今はそれができていない事実があります。

 

新入社員に学んでもらうことは、
わが社の一番最もいいやり方を学んでもらうことです。

朱に交わってほしい、ということではありません。

そして、間違いを指摘させることでもありません。

何でも言い合える環境はよいのです。

でも、ひとつのことをとって、
この会社はおかしいと、感じてしまうことが
怖いのです。

違和感感じつつも、飲み込んだ社員も
おかしいと声をあげた社員も

いずれも、1年以内に辞めてしまう可能性大です。

会社の良さを知る前に、幻滅したり
不信感持ってしまうことになりかねません。

では研修はしなくていいのでしょうか?

そもそも研修で学んでほしいのは、
一般的なマナーというよりは、
この会社の中の一番すぐれたやり方です。

それを学んで同じ行動・考え方をとるようになる
→ 翌年入ってきた新入社員にその考えを伝えていく。

これを繰り返していくことで、
会社の組織風土を皆で共有していきたいのです。

もちろん、その中で意見の違いがあって
辞めていく人がでるかもしれません。

でもそれは、誤解から辞めていくのとは違い、
価値観、世界観の違いですから、しょうがないというものです。

 

忙しい上司の時間が取れないから、
外部研修に参加させる。

それもよくわかりますが、
社員研修で伝えたいことは何なのか?

これを考えると、
社内の上司、先輩が講師になって教えることは、
組織風土を伝えること。

伝えることで、すぐれたやり方に
また気づきが増えて、組織として向上する。

という社内研修の充実、メリットががあります。

企業は一気に成長することはありません。

社員数も10人から1年で100人になることは
通常ありません。

段階的に変わっていくものです。

1人ひとりが徐々に学んでいき、
組織風土は変わっていくものです。

実は、社員研修はその80%は、
社内で行える研修でもあります。

自社の評価シートの項目から
教育課題を見つけだして、
優秀な社員を講師にして実施することは
可能です。

是非、社内研修を内製化することを
検討してみてください。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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