問題を自分ごととする「仮想体験ゲーム」

第307号

今日、アマゾンで注文した書籍の
到着を待っていたのですが、

配達状況画面を見ると、
届いていないのに
不在のため持ち帰ったという表示が。

しかも不在連絡票が見当たらない。
連絡したくても、伝票番号も間違っている。

どこに連絡していいのかもわからず
焦ってしまいましたが、
なんとかアマゾンに連絡が取れて、
(電話ほしいと入力したら、即
電話がかかってきました)
仲介してもらい、業者さんに
再配達の依頼をしていただきました。

初めての業者さんかと思ったら、
以前にも1度届けてもらっていました。
そのときは不具合なかったので
気にしていませんでした。

今回こういう経験をして、初めて

「あぁ運送業界が運賃を値上げした影響が
こういうところに出てくるのか」

と、実感しました。

昨日まで一般論だったことが、
急に自分ごとになることがあります。

それが痛い経験だと尚更、こたえます。

 

私が学んでいるチームビルディングでは
まず、仮想体験ゲームを行います。

このゲームによって
仕事の現場で起こっていることと
同様の現象を体験することから
『仮想体験』と名付けられています。

 

ゲームを通じて、
自分たちの組織の本当の問題は何か?
をあぶりだす事と

ゲームのゴールに到達
あるいは到達できないことで、

その問題の解決策を
同時に体感することが出来る
というものです。

あぁ、そうなのか!という気づきを
感じてもらえればというのが目的です。

そして、この仕事と同じ状況が起こっている
というのを十分体感してもらったうえで、

それを解決するのがチームビルディング
というわけです。

自分で感じなければ自分ごとにはなりません。

自分ごとにならなければ、
解決しようとは思わないものです。

実は、会社の中で、
たとえば社長、
たとえば人事部長など、
誰かは危機感を持っているものです。

だからお悩み事をたずねると

コミュニケーションが悪い
上司が部下を指導できていない

などが出てきます。

 

悩ましいのは、上記のお悩み事は
本来、複数の人間の関係性の問題です。

そうであるにも関わらず、

コミュニケーションが悪い
上司が部下を指導できていない

と、感じているのは

” 一人だけ[片方だけ] ” ということです。

両方がお悩み事として認識していない
という現実が、一番の問題です。

 

多くの場合、中小企業では、
問題を認識しているのは社長だけ、
ということが多いです。

「いやいや、部下たちも問題意識はある」
というかもしれませんが、

一般論としては認識していても、
自分ごとではありません。

ですから、まずは仮想体験ゲームで
共通認識としてとらえてもらうように
しているのです。

 

問題を自分ごととして共有されないと、
研修などを行っても、身につきません。

ぜひ、現状を共通認識できるようにすることに
取り組んでいただきたいものです。

チームビルディングの師匠 石見幸三さんが

チームビルディングのノウハウは
必要な方へ一人でも多く届いて欲しい

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セミナーのみ体験したいということでも
もちろんOKです。
ご興味あれば、この機会に、
体感してみてください。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを仕組みにして社員に伝えます。
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性を
デザインする鈴木早苗でした。

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