目標に集中すると目的を忘れてしまうもの

第435号

地上波、BSでも放送がないこともあり、
興味がない方にはどうでもいい話ですが
現在サッカー日本代表は南米王者を決める
コパ・アメリカに招待されて参加しています。

通常日本代表の試合の期間は
Jリーグは中断されるのですが、
今回中断されずに試合が行われています。

コパ・アメリカは国際Aマッチデー以外の開催
となり、日本サッカー協会は、代表選手を
拘束できる権利をもちません。

つまりクラブの意向が優先されて、
出さないといわれれば、その選手を招へいできません。

最終的に、来夏の東京五輪へ向けた
強化の舞台という目的を共有することで、
国際Aマッチ出場歴がゼロの選手が
16人を数える異例の顔ぶれで
大会に臨むことになりました。

昨年森保監督は、A代表で参加できれば
大きな強化になると語っていました。

その意味では、現時点での最高のメンバーでの
参加は叶わなかったわけです。

勿論、『覚悟と感謝』という言葉を就任会見で
使った森保監督に、言い訳はなく、
持てる力で最大の収穫を持ち帰ろうと
戦っています。

とはいえ、アウェーの真剣試合を
経験できる機会は少ないことを考えると、

日本サッカー協会とJリーグは目的は同じで
共有しているはずなのだろうに、と思ってしまいます。

つねに立ち返るべき合言葉”Players First!” をかかげ
育成の考え方は、国内の「勝った」「負けた」ではなく、
常に世界をスタンダードに。

と日本サッカー協会のホームページにはあります。

来夏の東京五輪へ向けた強化の舞台という目的を
共有できたことはよかったですが、
それは後付けで、

A代表の招集を代表スタッフが望んでいたのなら、
意思の疎通ができていなかったのかな、
と考えないわけにはいきません。

ŽŽ

チームビルディングを体現している
サッカーにおいて、日本サッカー協会の中期計画で
2015年、日本代表が世界でトップ10のチームになる
ことを掲げていても、それを達成するための目標の
ひとつとして、コパ・アメリカ参加の意義が
共有されていなかったということかもしれません。

目標と目的の関係は
目標は上位の目的のために存在します。
またその上に次の目標があるという図式で
繋がっています。

どうしても人は常に目前の目標を
目指してがんばり、その先に目的がある
ことを承知していても忘れてしまうことがあります。

だから、言葉として目的を頭に留めるだけでなく
映像であるビジョンとして知っておくことが大切です。

目標と目的が少しズレたかなって思ったら
ビジョンに立ち戻ることで修正できます。

日本サッカー協会のホームページには
2005年からビジョンがかかげられています。
https://www.jfa.jp/about_jfa/img/ideal/JFA_IdealVisionValue.pdf

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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