社員が育つ環境を作る

第294号

日本が世界に誇れる企業はどこか?と
質問すれば、必ず1位になるトヨタ自動車。

お正月早々の新聞広告で、
「クルマをつくる会社ではなく、モビリティカンパニーになる」

という、すぐには意味のわからない
トヨタの広告を覚えている方も多いでしょう。

その本気の表れとして
2月1日付でトヨタイムズ編集部が新設され、
編集長に総務・人事本部(フェロー)が着任しました。

このwebサイトでイチロー選手と豊田社長の
対談などが公開されています。

チームビルディングを一緒に学ぶ仲間が
次の動画を紹介してくれました。

トヨタイムズのサイトで公開されています
動画の6:40あたりからの
「プロ選手にとってチームとは」
という豊田社長の質問に答える
イチロー選手の答えから、
気づくことがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=DbhfsGMcVo0

 

プロ野球はチームプレーといわれるけれど
実は個人競技だとイチロー選手は言います。

2月1日今年もプロ野球がキャンプインしましたが、

春からチームになっているわけではないと言います。

イチロー選手が尊敬する王監督に
チームありきなのか、どう考えますか?とたずねたら、
” 現役時代は自分のためにプレーしていた ”

と、即答されたことに自信を得て、
V9したチームの選手でも
そうなんだ、それでいいんだと
思ったと言います。

 

豊田社長は、
企業なら「会社のために」ということがあるけれど、
それは耳障りはいいけれど、それよりまず
個々として「プロになろうよ」と思っている
と言います。

だから、プロ中のプロのイチロー選手に
プロはどうなのかな?と思ってたずねたわけで、

イチロー選手のチームのためではなく
まず、自分のためにプレーしている
という回答に、スッキリしたそうです。

豊田社長は、
企業は
この会社で自分の力を出したい、成長したい
と思える ” 環境を作らなければならない ”
と言います。

寄生や依存という関係性ではなく
社員がここで成長したいと思える環境を作って
社員に選ばれる企業となることが大事
だということです。

だから、規模や売上より
「トヨタにはいい人がいますね」と
人材力をほめられる企業になりたい
と言います。

 

チームビルディングは、
人×組織力×関係性です。

コミュニケーションや仕組みも勿論大事ですが
その前提は個の力です。

豊田社長がいう「プロになろうよ」です。

 

ではプロになるには、
評価制度を作ればよいのでしょうか?

もちろん、それもアリです。
成長度を測ることができます。

でも人を育てるのは時間がかかります。


今、この状態で、企業として戦い抜くには、
現状、それぞれの能力の発揮です。

組織として、社員の強み、長所を活かすことを
“ 常に ” 念頭に置くことです。

誰のどういう強みをどう活かすのかが
わかっていないと活かしようがありません。

そのためには、やはり、
会社としてどうなりたいのか?

これがイメージできていないと始まりません。
評価制度を作るにしても
やはり、どうなりたいかがイメージできないと
ふさわしい社員像を描くことはできません。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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