ゴールファーストで組織風土を変える

第925号

日大アメリカンフットボール部の
部員が大麻取締法違反などで
警視庁に逮捕されたことを受け、

日大の林真理子理事長、学長、
副学長が、今週、記者会見を
開きました。

会見では、スポーツ部門の責任者
である副学長が回答する場面が多く、

情報が林理事長に集約されていない
という印象がありました。

林理事長自ら、スポーツの分野
には遠慮があったという反省の
言葉もあり、

理事長に就任した当時
決定の早さと実行力を自身の強みに
挙げていましたが、残念ながら
発揮できていないようで、

巨大な組織の組織風土を
変えることの難しさを、
あらためて感じさせられました。
———————————————————————-

林理事長の会見を見て
やっぱり改革は難しいのかと
感じた方も多いかもしれません。

教育や経営のプロではない
林理事長には荷が重いという
意見もあるでしょう。

確かに専門家が持つ知見は
大きな助けになりますが、

忘れてはいけないことは
組織変革は時間との勝負
だということです。

少なくとも、一定の成果を
早く出して、
それを続けていかないと、
改革は息切れするものです。

会社で、組織を変えようと
がんばってきた人事部長が
休職したり、

期待していた営業部の
エースが、この会社は
変わらない
と言って突然辞めていったり。

私が秘書としてオーナー
会社に勤めていたときも、

危機感持って社長に
進言していた後継者が、

社長のやり方は変わらない
と、あきらめて会社を去って
いく姿も見てきました。

組織改革は、いわゆる
組織風土を変えることですから
一朝一夕ではありませんが、

変わることをあきらめ
ないためには、

悠長に構えている時間は
ありません。

そのためには、いかに
組織を変えることをひっぱる
リーダーは
フォロワーを増やせるか

これも大切です。

そのためにも、
組織風土を変えて何を
成し遂げるのか

どうなりたいのか

ゴールを定めることが大切です。

ゴールとは、
ビジョンの実現であったり
目標達成を指します。

そしてそれをいかに
『ゴールファースト』
できるかどうか、です。

日大の改革は6合目だと
林理事長は就任1年の会見で
言っていました。

ゴールはあるのだと思うの
ですが、ゴールファーストに
はなっていなかった
ということだと思うのです。

記憶に新しい野球のWBC

短期間で、あらたにチームを作り上げた
好事例です。

栗山監督は
「監督の仕事って勝つことが正義なので」
と、勝つことをゴールファースト、
第一優先としました。

それがあるから、
ダルビッシュ選手のチームへの
貢献も、

大谷選手の超人的活躍も

チームで浮くことなく
機能して

大きな成果を呼び込みました。

チームをまとめたり、
鼓舞するその先には、

ゴールファーストがありました。

全員が同じ方向を目指した
からこそ、短い時間で
最高のチームになりました。

組織を変えたいと思って
変えようとがんばると、
大きなエネルギーが
必要です。

そこにはいろんな人の
価値観が詰まっていて

逆風に立ち向かって
いくようなもので、
長続きしません。

だったら、組織が変わった
後に描かれる映像、

すなわち、ビジョン実現
というゴールファーストで

”自分じゃない誰かを変える
のでなく”

自分自身を変えることに
取り組めれば

結果として
人が変われば改革は進み、
組織風土は変わるんだ
ということだと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

==============================
定期セミナーのご案内(zoom)
==============================

人事評価制度の作り方 
9月15日(金)10月16日(月)同じ内容です。
失敗しない運用のためのヒントがあります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
このブログを編集して、
メルマガを平日2回お届けしています。
ご希望の方は、 下記フォームよりご登録ください。

メルマガ申し込み
 

関連記事

コメントは利用できません。