成果を出すために時間軸を長くする

第748号

短い時間軸ではメリットでも
長い時間軸で見るとデメリットになる
ことがあります。

時間軸をどこに置くかによって
評価も決断も違ってきます。

無意識だとついつい短い時間軸で
判断してしまいがちですが、

コロナ禍で成果を出すためには、
時間軸を長くしてみることが大事、
というお話をしたいと思います。

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経営者の判断も、時間軸をどう見るか
によって変わります。

緊急性が高く、重要度も低いこと
に限らず、気が付けば、短い時間軸で
その場で判断していることが多くあり
ます。

短期的な結果を出すのであれば、
ある程度予想がつく範囲のことなので
選択することができます。

例えば人材採用や育成など

あるいは新規プロジェクトなど

長期的な取り組みについては
短い時間軸のときと同じ、

というわけにはいきません。

想定外や予想を超えることもあり
じっくり考える必要があります。

そうは言っても

つい目の前のことに影響されて、
その場の状況だけで判断しがち
になるものです。

人は、なかなか時間軸を長く
とって考えることができません。

中長期的視野にたてないという
特性があります。

でも、短い時間軸ではメリットでも
長い時間軸で見るとデメリットになる
ことがあります。

無意識だとついつい短い時間軸で
選択してしまうなら

時間軸を長くして選択するように
意識することが必要です。

では、どうすれば意識できるでしょうか。

次のような問いを、自分にたててみます。

半年後、どうなっていたらよいですか?

1年後は?

3年後は?

5年後は?

そうして考えていくことで

その先に実現したいビジョンが
見えてきます。

つまりは、ビジョンを
イメージさせることで、

時間軸を長くして
考えることができます。

今、物事の変化が速く
スピードが求められています。

たとえば、飲食店でも
いち早くテイクアウトや
通販に切り替えたお店

縫製の技術を活かして
マスク生産を始めた企業

種々いろいろ、成功事例を
耳にします。

今、コロナ禍でも
成果を出しているのは

その場その場で、速い決断をして
行動が素早かったから、

というだけではないと思います。

以前から時間軸を伸ばして
じっくり考えて、事前準備が
できていたからこそ、

機を見るに敏を実践できた
のだと思います。

短期的、一時的な成果でなく

継続した成果を出したいときは

時間軸を長くして、その先の
ビジョンを持つことができれば

たとえじっくり考えた結果の
行動で、うまくいかなかったと
しても

すぐに新たな手を打つことができます。

お読みいただき、ありがとうございました。

シニア雇用についても、時間軸を
少し長くして、じっくり考えておく
ことで解決できることが増えます。

それはどんなことなのか、ということも
19日のセミナーではお話できればと
思っています。
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