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第477号
”人事制度があると求人に有利ですか?”
”人事制度があれば、良い人材が取れると思って”
”人事制度を作れば、定着率も上がりますよね”
これらは、人事制度を導入しようと思う
きっかけとして、会社から聞く言葉です。
人事制度を導入して〇〇したい、の前に
人事制度を導入すること自体が目的となっている
会社も少なくありません。
もちろん、人事制度を導入してからがスタートだと
頭ではわかっていても
それほど、人が集まらない、というのは深刻です。
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でも、まだまだやれることはあります。
たとえば、ハローワークの求人票の
記入欄で言うなら
特記事項に評価制度ありと書かれていると
印象が違う、というのは聞いたことがあります。
確かに、しっかりした会社という印象で
求職者の安心感になります。
他社との差別化という意味でも有効です。
でも残念なのが、
求人票を見ると、文字数をフルに
使いきっていない。
もったいないものが多いのです。
今は、google検索で「事務 求人」
と入力すると
リクナビや Indeed のサイトまで
見にいかなくても、求人掲載情報を
見ることができます。
ここには、ハローワークで登録した
求人(インターネットサービス)も
見ることができます。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/08/dea2d0c939528a41314c3063d406e9a7-300x156.jpg)
会社の特徴、募集する職種、仕事の内容は
当然必須記入項目で、ここで他社と差別化
したいところですが、ここも文字数を
使いきっていないようです。
「求人申込書の書き方」という
ハローワークに置いてある記入例にも、
仕事の内容を記載する欄の説明に
文字数が多いほど応募者が多いという調査結果もあります。
と書かれています。
せっかくのアピールのチャンスですから
しっかり文字数使い切りたいものです。
人事評価制度を作っている会社は、
通常は、職種の数だけ評価シートがあります。
その仕事の内容を棚卸しして、重要と思われる
仕事内容であったり、必須と思える能力などを
項目に選んで作っています。
ということは、募集する職種や仕事内容について
求人票に1行しか書けないということはないはずです。
この点においても、評価制度があるのは
自社の職種の特徴をわかっているという点で
有利だといえます。
求人票の職種欄は28文字書けます。
職種欄に一般事務という4文字だけで
終わってしまっては、他の求人票に
埋もれてしまいます。
仕事の内容欄についても
東京のハローワークでもらった求人票には、
仕事内容欄はイメージできるよう詳しく書いてください。(求職者が見やすい文字数は81文字以上で最大文字数は297文字です)
と印字されています。
つまりは、297文字書かなければ損、というわけです。
![](https://www.suzukey-stone.com/wp-content/uploads/2019/08/f802d170c4be5125be4a0bb502b4d28c-300x200.jpg)
インターネットで求人検索するのが
普通の時代になってきて
ハローワークの求人情報を
インターネットで見ている
転職者を求人応募者の対象と考えるなら
まず文字は埋める、という気持ちで取り組みましょう。
採用してもすぐ辞めてしまうリスク
[人件費の無駄]がよく言われますが、
採用のため、人材紹介会社に依頼して
年収300万円で採用した場合、
人材紹介会社に手数料として、30~40%
支払うことになります。
大きな額です。
早期で離職した場合は、その損失は
もっと大きな金額になります。
どうぞ、ハローワークの求人登録内容を
見直すことで、問い合わせの数を
増やすことも、求人方法のひとつとして
是非、考えてみましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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