会社の価値観を共有するということ

第595号

参加しているコミュニティに
企画の参加募集スタート時間を
休日にしてもらったほうが
いいなぁと、思って提案して
みたところ

理解を示してくださったうえで、
真摯に設定した理由を伝えてくれました。

「営業時間の中で、一番皆さんに
公平に思える時間に設定いたしました。」

これはSNS上でのやりとりですが、
公平って単語が出た瞬間、思わず
たじろく自分がいました。

公平かどうかって言われたら、
これは価値観です。

ここで、それを出されると、
SNSでやりとりできる
ような簡単なことではないし、

そうやって決めたことなら
共感できるか、
できないか
しかありません。

価値観を言語化したものの
ひとつがルールです。
ルールを変えなきゃと
割に簡単に言いますが
実はルールを変えるって
大きいことです。


何か新しい制度などを
社員を巻き込んで作ると
制度が定着しやすいです。

ともに作って
共感する部分を見出して
それを共有することで

社員が自分ごととして
とらえてくれるから

自分ごとだから
共有して、定着
するという流れです。

共感と共有は大事です。

最初に述べた
公平という言葉は
その定義が共有できて
いなかったので、

思わず言葉を聞いて
たじろいたのですが、

この価値観を
会社と社員の間で
共感し言葉におこして
共有できていると

たじろく変わりに
非常に強力な
つながりになります。

社長のなかには

「みんながそれがいいなら」
「それでやる気になってくれるなら」

とおっしゃって、
決定する場合がありますが

社長自身が経営者として
譲れない考えを言語化する
ことも大切です。

そのうえで、
両者の思いが重なる
ものをみつけて
言語化するのが一番です。

自分ごととするのは
なにも社員だけでなく
社長にも自分ごととして
ほしいと思っています。

社長自身も自分ごととして
納得していないと

たとえば
どういう人を
採用するか、

これも会社としての
価値観が問われる場面ですから
重要です。

一方で、
会社として色を
明確に打ち出すことは

それに合わない人も
出てくることは
覚悟しなければ
なりません。

お読みいただき、ありがとうございました。

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