決めることが大事

第649号鈴木早苗ブログ

全国的に暑いようです。
今年は梅雨明けが遅かったので
夏は短い?

いえいえ、3か月予報では
10月も暑い日が多いようです。

どうやら、腹を据えて
この暑さと
付き合っていくしか
なさそうです。

そう決めると、
暑いからと言って
ぐずぐずしていた仕事も
片づけようと
動き出せるから
不思議です。

行動しようと
思っても

なかなか腰が
上がらないときは

まだ、ちゃんと
「やる」と決めきれて
いないのかも
しれません。

たとえば、
散らかった部屋の
整理整頓

誰もいないのに
「よし、やるぞ」と
一声かけてから
片づけはじめたり
します。

これもまた、
「やる」と、自分に
言い聞かせているのだと
思います。

さて、前回のブログでも
触れましたが

最近、大企業が
コロナの影響もあって
ジョブ型雇用に
舵を切ったとか

テレワークが始まった
ことをきっかけにして
評価制度を
見直したとか。

評価制度が
少し話題に
なっています。

以前触れた
在宅勤務手当などの
見直しもニュースに
なっていました。

これらニュースを
きっかけにして
自社の制度を
検証してみようと
思うことは
大切ですが、

「じゃあ見直そう」
と決めるときの
決め方は、

慎重に考えなければ
なりません。

この際、全部を変えよう

と思うときは、
よくよく考えて
みてください。

評価制度にかかわらず、
です。

必ずしも、全部
変えなくても
よいのではないか、と
いうことです。

ひとつ気になると、
全部が気になるかも
しれません。

特にコロナのような
大きく環境が変化すると
「使えない」と
思ってしまうのかも
しれません。

いやいや、
コロナに関わらず
前から、なんとなく
しっくりこないと
思っていて、

良い機会だから、
見直すんだよ。

というお考えも
あるでしょう。

そんなときでも、

いえ、むしろ、
変える理由が
明確だと思えるとき
だからこそ

どこがどう具合が
悪いのか、

言語化できていないと

また「しっくりこない」
を繰り返すことに
なりかねません。

制度を見直すときは
どこがどう悪いのか

変えたい箇所と
理由を明確にして

だから「変える」と
決めてください。

いわゆる
現状と理想の姿を描いて
ギャップを明らかにする。

という考え方です。

もちろん
うまく運用できていても
作り変えなければ
ならないときも
あります。

それは、
制度の目的が
変わったときです。

そして、
当たり前のことですが

制度を作ることで
社員が成長したり
組織がよくなる
わけではありません。

うまく運用
できないから
変えてみよう。

では、
何度変えても
気に入った制度に
なるはずも
ありません。

制度は、あくまで
仕組みです。

さて、
在宅勤務手当
についても、

大企業が4000円
だからといって、

そのまま4000円で
進めるのではなく

まずは、社員に
なぜそう決めたのか。

根拠を示せるように
しておきましょう。

お読みいただき、ありがとうございました。

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