誰がやってもできることを評価する

第583号

漫才日本一を決定する
M-1グランプリが
この日曜日に行われました。

視聴率 関東17.2% 関西26.7%
上々の数字です。

これまでは
「M-1といっても知らない人も
いるかもしれませんが」と、

前置きしてきましたが、

今回は出場者がまさに
テレビでは見たことない人が
ほとんどという決勝の舞台と
なりました。

昨年は霜降り明星が優勝したんですね。

今年は、ミルクボーイが優勝です。
なんてネーミングでしょう。
昭和初期の「ミルクホール」を
連想してしまいました。

ツッコミの内海さんは角刈りです。
見た目のセンスは
サンドウイッチマン以来の
昭和な感じです。

でもネタの言葉のチョイスの
センスは抜群でした。

昨年の霜降り明星の優勝で、
一気にお笑いの世界で
第7世代という
世代交代の言葉が
定着しかけていましたが、

昭和なふたりの登場で、
揺り戻されました。

ダウンタウンの松本さんは
1本目のネタを見て、

「行ったり来たり漫才とでも
言うんでしょうか。揺さぶられた。」

と、言っていました。

Wikipediaによると
ミルクボーイの漫才は

「リターン漫才」と称する
漫才を得意とする。駒場の振る話題
に対して内海が強烈な偏見を持った
肯定と否定を交互に繰り返して、
笑いを増幅してゆく。

今年決勝に残った3組は

『ぺこぱ』の

「ノリ突っ込まないボケという
新しいジャンルを切り開いた」

と称された斬新さ

『かまいたち』の

とがったセンスとそれを目立たせない
漫才の技術

『ミルクボーイ』の

リターン漫才

という新しさと場数で鍛えた経験値

そして最終的には、
初期のM-1の審査基準であり
DNAに刻まれた

「新しいこと」

そしてもちろん

「おもしろいこと」

で、優勝したのが、
ミルクボーイでした。

3組とも新しいことに
チャレンジしているのですが、

ミルクボーイの漫才を
ナイツ塙さんが

「誰がやっても面白いネタプラス、
この人達がやったら面白いというのが
一番面白いネタだと思っていて。

1回こういうネタを考えたことが
あったんですけど、こんなに面白く
できなかった。人と言葉の力と
センスが凝縮されていた」

誰でもできそうなところに
工夫や一味加えて、
ちょっと、新しいおもしろさを
作り出します。

評価制度作成では
最初に社員のなかで
優れた成果を出している人の
行動を可視化して
評価項目に入れることから
始まります。

優れたやり方でやっている人の
行動を可視化して

それを評価項目に落とし込んで
いるのですが、

その前にすべきことは
“優れた”という基準は
何なのか?

再現性のある行動か

という視点です。

M-1で言えば

“優れた”のものさしは、

「新しい」

「おもしろい」

そして、

優れたとは
どういうものかと言うと

再現性のあるもの

すなわち、

塙さんが言った

誰がやっても面白いネタプラス、
この人達がやったら
“もっと”面白い
という工夫や、やり方を
やっているから
ミルクボーイは
すごいんです。。

かまいたちや
ぺこぱのような漫才は

誰でもできると
いうものではありません。

真似できません。

でも、ミルクボーイの漫才は

「やれそう」

いや

「やってみたい」

型をまねることは
できそうです。

コーンフレークを
なにか、ほかの食品に変えて。

ボケることができそうです。

経営者さんにうかがうと、

今は2:6:2どころか
1:9だと言う方もいれば
1:4:5と言う方もおられます。

そうであるなら、なおさらに

優秀な社員のやっている
業務のなかで、

成果につながるコアな仕事

誰がやっても
まねできるやり方

これを評価対象とすることです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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