なぜ新入社員研修でホウ・レン・ソウを学ぶのか

つまるところ人と組織
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗です

第016号

連休が明けると、
いよいよ新入社員の皆さんも配属先が決まり、
真の社会人生活のスタートです。

 

4月は、私も新入社員研修で
講師を務めさせていただきましたが、
必ずお伝えするテーマに
傾聴力、伝える力、そしてホウ・レン・ソウがあります。

これらは会社からやってほしいと要望もあり、
時代が変わって多少中身は変わっても、
外せないテーマです。

 

難しいのはホウ・レン・ソウです。

配属前にホウ・レン・ソウを学んでも
実感がわかないので、
どこまで腑に落ちてくれるか。
結局配属されるときには忘れてしまわないか、
という点です。

入社後3カ月程度を目途にした
振り返り研修を設定している会社もあります。
学びの定着には、ちょうどよいタイミングですね。

 

新入社員には研修では特に、

・トラブルなどよくない内容ほど素早く報告する。
・相談したら、結果を必ず報告する

ここだけは忘れないように、と伝えています。

もっとも、組織全体で考えれば、
ホウ・レン・ソウというルールがなくても
まわる組織が理想なんですね。

 

以前、記事で読みました

「グーグルでは、会議はテレビ会議で対応できるし、オンライン上のカレンダーを見れば部下が何をしているかわかります。
だから、会社にいて『ホウレンソウ(報告・連絡・相談)』をしなくてもいい。アウトプットの内容だけを見ればいいんです」

グーグル日本法人CMO・専務執行役員の岩村水樹氏
NIKKEI STYLEより

でも、一気に中小企業がそこまでは到達できません。

では、どこを目指すか?

ホウ・レン・ソウは、
仕事に着手する前でなく、着手した後、
進捗過程の中で行うということを目指しましょう。

仕事に着手する前からホウ・レン・ソウするということは、
指示を受けたりチェックを受けながら仕事するということです。
これでは、いつまでたっても、指示待ちになってしまいます。

目指すところは、
多くの社長さんがおっしゃる
指示待ちでなく、
自分で判断して仕事ができる社員さんになってほしい、
ということならば、
仕事は任せることを目指すということになります。

つまり、仕事に着手する前のホウ・レン・ソウは
ナシということですね。

 

ホウ・レン・ソウは
新入社員さんには
必ず知っておいてほしいルールです。

そして、仕事に着手する前にホウ・レン・ソウするのは、
指示を受けながら仕事する間まで。

 

いずれは、任された仕事を
より円滑に進めるために、という視点からの
コミュニケーションツールとしての
ホウ・レン・ソウに移行していってほしいものです。

 

誰にどのタイミングでのホウ・レン・ソウを求めるのか、

社長や上司の方には、意識して
仕事の指示を出してほしいところです。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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