評価制度の評価基準 まねできるやり方を探す

第181号

プロ野球の2018年レギュラーシーズン
公式戦が13日に終了し、今季の最終
成績、個人タイトルが確定しました。

セ・リーグ投手部門は、
読売ジャイアンツの菅野智之投手が
勝利数、防御率、奪三振で3冠を獲得。

まさに、ジャイアンツのエースです。

でも、ジャイアンツは今季3位
監督は交代です。

” 組織が成果を上げるには、エースが
いる、いないではない ” ことがわかります。

 

今日は以前にもとりあげたことがある
「ストレングス・ファインダー」

という診断ツールについてのお話です。

 

ふたつの選択肢から一つを選ぶと、
ストレングス・ファインダーが
回答を識別し、

もっとも優位を占める行動パターン
34に分類した中から割り出して、

真の強みに育ちうる、
最も有力な潜在能力を
測定するというものです。

 

強みを割り出すのではなく、あくまで
強みになり得る最もすぐれた潜在能力
の源泉を見つけるというものです。

 

この段階では繰り返し現れる
パターンでしかありません。

” 知識と技術で才能を磨くことで強み
になる ”

というものです。

つまり、自分の強みになり得る資質(才能)
を発見するツール、というわけけです。

 

先日、石見幸三さんに学ぶ

チームビルディングの勉強会では

自分のトップ10をもとにして、
それぞれの資質上手に活かせば
より大きな成果を上げることができる。

ということを学びました。

 

まずは私の資質(才能)上位5つを紹介すると

 

1.調和性

調和性という資質を持つ人は、意見の一致
を求めます。
意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する
点を探ります。

 

2.公平性

公平性という資質を持つ人は、あらゆる人を
平等に扱う必要性を確信しています。
明確なルールを定め、それに従うことで、世界
のすべての人を公平に扱おうとします。

 

3.親密性

親密性という資質を持つ人は、他人との緊密
な関係を楽しみます。
目標達成のために友人と努力することから、
大きな満足感を得ます。

 

4.活発性

活発性という資質を持つ人は、アイデアを実行
に移すことにより結果をもたらします。
じっとしていることができないことが多いです。

 

5.原点思考

原点思考という資質を持つ人は、過去や原型
について考えるのが好きです。
過去を調べることにより、現在を理解します。

 

さらに、これらの資質は
4つに分類することができます。

・実行力の資質

・影響力の資質

・人間関係構築力の資質

・戦略的思考力の資質

この診断に私が惹かれるのは、
AかBかという二者択一ではなく、
よりその資質の傾向が強く表れる
ものがわかるということ

AがあればBがない

ということではない点です。

 

そして、トップ5の順位も、そのときの
状況によって、変わる可能性が
おおいにあるということ。

なにより、才能の上に知識、技術が
組み合わさって、強みが生まれる
というわけです。

ただ、強みは最初は称賛されますし
注目されますが、じきにその人の
普通の資質だと見られてしまいます。

一方弱点は、もともと私たちは、
弱点は克服すべきと摺り込まれて
きているから、その克服する姿を
承認されたり褒められたりするから、
やっかいです。

 

優れた成果を出すには、
強みを伸ばすしかありません。

 

評価制度の評価基準を作る時、
すぐれたやり方をやっている人の
行動パターンを言語化しましょう
と伝えています。

でも、なかなかその優れたやり方(行動)
が、わからないのです。

本人も、まわりも。

 

その人の普通になっていることが
その人の強みを活かした”すぐれたやり方”
なのか

誰でもまねできる
”すぐれたやり方なのか”

組織としては” 強みを活かす ” ことですが

評価制度の基準をつくるときは、
強みではなく、誰もができる点を
項目にしなければなりません。

評価シートづくりでは、
行動を観察し直して、
何がその人の強みなのかに
まず、気づくことが必要です。

そのうえで、” その人の強みでない
まねできる、標準化できるやり方 ” を
評価シートに落とし込みます。

ここが、組織づくりと評価制度の
違いです。

アスリートや芸術の世界と違い、
ついつい努力を尊び、才能は見下す
とは言い過ぎかもしれませんが、
それなりの扱いしか受けないように
感じます。

エースがいなくても、成果を出す組織
となるには、強みを活かした組織づくり
を意識することが大切です。

 

そのためには、
自分の強みを知って受け入れることです。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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