まず私を知ってもらうことから始めよう

第120号

2年続けて1月4日は、和仁達也さんを先頭に、
キャッシュフローコーチ仲間で東京ドームの
新日本プロレスの試合を観に行っています。

この東京ドームに引けをとらず、大きなイベントが
夏のG1クライマックス。
新日本プロレスが真夏の最強を決定するトーナメント戦です。
今年は棚橋弘至選手が優勝しました。

今、新日本プロレスは、人が集まらない冬の時代を越えて、
女子が大挙して試合会場におしかけるような
大人気の団体になっています。

冬の時代を乗り切り、今の人気を引き寄せたのが、
”100年に1人の逸材” 棚橋弘至という人です。

ここ2年ほど、怪我の影響もありベルトから
遠のいていたのが、この8月12日
G1クライマックスを制覇して、
いよいよ復活ののろしがあがった、と
期待が高まります。

またチャンピオンベルトを巻いて頂点に立てるのか、
楽しみです。

新日本プロレスの現在にいたるV字回復
への棚橋選手の貢献は大きいと言われています。

プロレスのためなら何でもやると決めて、
実際にプロレスの会場では
毎日のようにサイン会を行い、
地方のテレビ局やラジオ局に
出演して興行をPRしています。

もう10年以上です。

「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」
という著書の中で、こう言っています。

「自分がお客さんを呼べるスターになって、
この手でもう一度、夢の持てる世界にするしかない。」

覚悟ですね。

観客であふれた会場で、
リングにたって脚光を浴びる自分の姿が
しっかりイメージできたのでしょう。

スターになるということに
「根拠は何もない、でも確信はあった。」
そうです。

企業経営に限らず、道を究めるのに、
ビジョン、ミッションを持った人間は強いです。

行動が明確です。

目指すゴールが明確だから、課題もまた明確です。

「急にプロレス熱が上がったことで、
昔からのお客さんが後回しにされていないかな?」

と棚橋選手は心配します。

お客さんに夢を見せるヒーローが、一方で、
現場の” 運営リスク ”についても心を砕いています。
さすが、100年に1人の逸材です。
すごいバランス感覚です。

今、新日本プロレスには、牽引する3選手がいます。
もちろん、他にも個性豊かな選手は多いのですが、

100年に1人の逸材 ”  棚橋選手  ”
Numberというスポーツ雑誌主催のプロレス総選挙で
2連覇した ” 内藤哲也選手 ”
IWGPヘビー級王座最長記録保持者の ” オカダ・カズチカ選手 ”

共通しているのはお客様ファーストの視点です。

自分自身がプロレスの大ファンだったときの
記憶を忘れていないことも大きな強みです。

棚橋選手は、勝利すると最後の締めは『愛してま~す』と叫び

内藤選手は、マイクパフォーマンスで
観客を『お客さま』と呼び、感謝の言葉を忘れません。

オカダ選手はレインメーカーとしてリングに夢を魅せます。

3人とも、徹底しています。

棚橋選手は、3年先に結果がでることを見据えて
プロモーション活動していると言います。

リングの上で、選手たちは、
満を持して得意技を出します。
その得意技が一番輝くように、

そこまでに、小技、大技を積み上げて、積み上げて
その瞬間を待ちます。

私にもお客様に届けたい商品があります。
それには、その商品を届けるよりも、まず
私に興味を持ってもらうことが肝心です。

私のこのブログ、今日で120日、まだ120日ですが。
助走期間をいれると122日、書いてきました。

まず私を知ってもらうために、書き続けるだけです。

お客様ファーストの視点、これが課題ですね。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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